どうも、ぼちぼちです。
母がレビー小体型認知症と認定され、同じ病気のご家族の方の参考になればと、どんな出来事があったかつらつら思い出しながら書いています。話が前後することもありますがご了承ください。母は現在、グループホームへの入所を待ちながら小規模多機能型居宅介護施設でずっと生活しています。
前回はかかりつけ医の往診も途絶えたことまででした。
そもそも便秘が悩みのタネ
レビー小体型認知症に限ったことではないかもしれませんが、自律神経の乱れがありそれが元で便秘になったり、睡眠のリズムが乱れたりするようです。
母の場合はどういうふうに考えが回ったのかわかりませんが、便秘⇨食べないになっていました。
あれ?ふつうやん?
圧迫骨折の腰の痛みがまだあったので、施設への入所は車椅子でした。
入所してからしばらくは、話しかけても反応が薄く、もう以前の母はいなくなってしまったと思うくらいでした。
けれど、施設の方から「昔の話をいろいろ聞いたら、旅行したり、いろんなことしたり、素敵な暮らしをしてはってんなぁと思います」と聞いて、
そんな話ができる日もあるんだな。と不思議な気持ちになりました。
しばらくしたある日、私ともふつうにやり取りできる機会があり、施設に併設のレストランに誘ったら「行く」と乗り気で、自分で歩いてくれました。
母は施設で用意されていたお昼ご飯を、私はランチを注文して食事をしました。
すると自分のご飯をあっという間に食べたと思ったら「それちょっとおくれ」と私のおかずを指差すのです。
「おいしいなぁ」といいながら、なんだかんだでご飯も分けて1/3くらいは食べたと思います。
食べられるようになったことをとても嬉しく思いました。
食欲
また昨年の秋にコスモスを見に行こうと誘うとその気になってくれました。
残念ながらコスモスはコロナのため例年のようではなかったのですが、
すぐそばの観音様に行こうといい出し、
車を降りると、あれ?っと思うくらい参道をスタスタ歩き、
名物の餅を食べると言い出し、買うとすぐに4個も食べたのです。
もともとよく食べるほうでしたが、昔より食べるてるかも?と思いました。
けれどそんな日ばかりではなく、昨夜から何も食べてないということもあります。
何食も食べなくて、急に爆食し始めるのです。
ふつうと比べなければいい
爆食の日ばっかりだったらどんどん巨大化していき、いろいろな弊害も心配ですが、
食べない⇨爆食とそれなりに食べる日とがあり、長期間がすぎてみると特に太ることもなく悪い変化も起きていないように見えます。
食べなくてもそのうち食べる日があるだろうし、一日3食きちんと食べなくてもそれなりにバランスが取れているような気がするので、母なりのリズムで生きているのかなぁと思うようになりました。
あえていうなら水分はちゃんととってくれたらと思いますが、
どうしようもないことを心配しても仕方がないので母の欲求のままでいいと思っています。
では今日もぼちぼち行きましょう。
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