母がレビー小体型認知症と認定され、同じ病気のご家族の方の参考になればと、どんな出来事があったかつらつら思い出しながら書いています。話が前後することもありますがご了承ください。
前回の記事では病院で夜間の付き添いをどうしたかの話でした。今回は施設に入所したところです。
付き添いの問題も、施設を決める問題も同時に降りかかり、それだけではなく普通の状態ではなくなった母と向き合わなくてはいけなかったし「しんどかったなぁ」というのが振り返ってみての正直な気持ちです。
2020年2月
小規模多機能居宅介護の施設に入所が決まった
介護施設には公共のサービスと民間のサービスがあります。まず、介護サービスを提供している施設のいろいろを理解するのが大変でした。
母の入所した小規模多機能型居宅介護は民間のサービスです。
通いによるサービスを中心にして、利用者の希望などに応じて、訪問や宿泊を組み合わせて、入浴、排せつ、食事等の介護、その他日常生活上の世話、機能訓練(リハビリテーション)を行うところです。
同じ施設内にグループホームがあり入所を希望しましたが、待機中の人がたくさんいるので無理でした。今はその入所待ちをしているところです。
グループホームは入所者の住所がその施設です。対して小規模多機能型居宅介護は前述のように通い、訪問、宿泊を組み合わせてサービスを行ってくれるところです。
今回入所と表現しましたが厳密に言えば通いと宿泊を毎日繰り返して利用することになったのです。宿泊には一泊の部屋代がかかるため料金はグループホームに比べて高いです。食事代や部屋代は介護保険の対象外です。
入所までの期間
病院にケアマネジャーと管理者の方が来てくださり、介護度1は不当なので入所次第もう一度介護申請するということでした。病院で受け入れてくれる期間は1週間程度でしたが、施設からの連絡がなかなか来ず入所までに2週間ほどかかりました。
要介護度、再チェック
やっと入所でき、手続きをして数日のうちに要介護度の再調査が行われ、要介護度3と判定されました。たった2か月で1から3に変わったのです。前回調査の時に調子が良かったことも理由ですが、目に見えて介護が必要な状態に変わってしまった実感がありました。
解決しない食べない飲まない問題
以前から「食べない飲まない」状態でしたが、施設に入所してからもその状態は変わりませんでした。
一度入浴介助を一緒にしたときに、ものすごく痩せていたので体重を量ってもらったところ、39キロ。病院にいたときの46キロよりさらに体重が減りました。その後も少し痩せました。
普段の母は太りすぎていて60キロを超えることが通常だったので20キロ以上痩せたことになります。話もしないし、目もうつろだし、入所してしばらくはもう終わりかも。と考えていました。
今回は施設に入所して要介護度の再調査を受けたところまででした。
では今日もぼちぼち行きましょう。
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