【映画】国際市場で逢いましょう

本、映画、ドラマ

どうも、ぼちぼちです。
今日はその強さとひたむきさに感動した映画の話です。

韓国映画

日本では2015年公開のこの作品を映画館でなくNHKのBSで観たと記憶しています。
「愛の不時着」で韓国ドラマにはまりましたが、それ以前にも韓国映画は観たことがありました。
これもそのひとつでした。

「国際市場で逢いましょう」概要~公式サイトより~

いま、一本の映画が韓国を代表する“国民的名作”として大きな感動の涙を誘っている。
激動の韓国を、ただ家族のために必死に生き抜き、いつも笑っていた親父の姿――。韓国で1,132万人を動員した『TSUNAMI-ツナミ-』のユン・ジェギュン監督が、渾身の力と情熱を注ぎこみ、家族への愛情あふれる一大叙事詩を描き出した。
監督はこう語る。「貧しくつらかったあの時代。自分ではなく家族のために生涯を生きた父を見ながらいつも申し訳ない気持ちでいっぱいだった。祖父、祖母、そして父、母の世代全ての人に感謝の気持ちを贈りたい」。
戦後の復興から現代まで、貧しいながらも懸命に楽しく生きる家族たち。そして、どんなに辛く悲しい時でもいつも笑顔で家族のために生きる父親。その姿は韓国でも日本でも変わらない。昔懐かしい家族団らんの風景と、私たちが忘れかけていた絆が、観客に優しい感動を心に吹き込んでくれる。

https://kokusaiichiba.jp/ 公式サイトより

父と息子。家長として。

映画の冒頭は戦争が始まり、人々が船に乗って逃げようと港に大挙して向かう様子から始まります。
主人公ドクス少年の一家もその中にいました。けれど混乱の中で父と妹と生き別れてしまいます。
父はドクス少年に「長男だからお前が自分の代わりに」と一家を託して、市場の「叔母の店」で逢おうと言ったのです。

目上の人への礼節

韓国ドラマを観ていると「目上の人に対する礼節を重んじる」社会なのだなぁと感じます。
目上の人とお酒を酌み交わすとき、自分は顔をそむけて飲んでカップをあけるのがマナーです。
それに年齢がひとつ違えば「タメ口」には不満を口にします。この点で日本人よりも敏感だと感じます。
そんな社会の中の「家長」の存在は重いものに違いありません。

ドクス少年の決意

「家長」を任されたドクス少年は、ただひたすら父との約束を守って生きていきます。映画ではコミカルに描かれている場面も多いですが、海外の炭鉱に働きに行ったり、ベトナム戦争に派遣されたりと本当に波乱万丈でしんどいしんどい人生を送るのです。私だったらどうして自分だけが?!とか不平不満を持つと思うのにドクスはその事に疑問を持ちません。
最後まで「父との約束」を守り、自分のすべてをかけて家族を守る姿は清々しく誇らしく、誰かの人生を背負う人生は有意義だったに違いありません。

今回は主人公の生きざまに心が熱くなった映画「国際市場で逢いましょう」の話でした。

では今日もぼちぼち行きましょう。

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