【認知症】母がレビー小体型認知症になりました(19)

認知症

2021年7月24日投稿 ※2023年3月10日リライト

どうも、ぼちぼちです。

母がレビー小体型認知症と認定され、同じ病気のご家族の方の参考になればと、
どんな出来事があったかつらつら思い出しながら書いています。話が前後することもありますがご了承ください。

2020年の2月から小規模多機能型居宅介護施設に入所後、
2021年11月から同じ建物の2階のグループホームに移動し、生活しています。

2022年後半から調子のいい日が多くなって家族の気分も和やかです。

ワクチン接種2回目

ある日父に聞かれた。
「そういえばワクチン接種2回目ってどうやったんや?」
あれ?すっかり忘れてた。
7月はじめのころの予定だったよね?
「今度行ったら聞いてみるわ」

聞くと、とてもスムーズに終わったって。
なんでも、先生が往診に来られたときには寝ている状態で目を開けていて
管理者さんが部屋に入ったときには、今にも注射をする状態だったらしいです。

暴れたらどうしようと心配していましたが、2度目も無事に終わって本当に良かったです。

思ったまま行動

母の暮らしは
食べたいときに食べ、
寝たいときに寝て、
お風呂は嫌い、
と、衝動のまま行動します。

そんな様子なので水分をとらずに出かけたがります。

買い物へ行く途中の道で

散歩中の母と、付き添いの介護士さんを見つけたことがあります。
「まさか!?」
施設から何キロも離れたところでした。

母の欲求のままに散歩に出かけて、
それを見守るために付き添ってくれていたのです。
途中で、「帰りましょう」と声はかけてくれたはずです。
母が聞き入れなかったのでしょう。

熱中症の危険

最近も外に出たがると、付き添ってくれるそうです。
けれど、水分をとらずに出かけ、途中で暑さに負け、
「もう歩かれへん」と言うらしいです。
息が荒くなり、顔が赤くなり、必死で冷やして
やっとなんとか落ち着くそうなのですが、
さすがに近頃、本格的な暑さになったため
熱中症の危険があります。
「もし、危ないと思ったら救急車を呼んでいいですか?」

と、許可を求められました。
熱中症で命を落とす可能性もあることを認識しました。

呼び出し

つい最近、
「お母さんが、出かけたがってはるんで時間あったら来てください」
と連絡が入りました。
勝手に翻訳すると
「ちょっと融通が利かなくて大変な状態なので手伝いに来てください」
という意味だと理解して施設へ急ぎました。

着くと玄関には鍵がかかっていて、内側でもめている様子。
案の定、外に出たがる母を介護士さんが制止しているところでした。

わたしが来るからと説得したようで、
私の顔を見ると、なんやかんや言いながらも、外に飛び出すのは止められました。
それでも中に上がろうとはしないので、玄関で過ごすことに。

テーブルを玄関に運び、母はおやつもそこで食べました。

小一時間ほどたってやっと、外への気持ちが削がれたようなので、
施設の方にあとをお願いして帰りました。

暑い日の、母の近況でした。

2023年に振り返って

エピソードは2021年の夏のことです。

2023年の3月現在は違います。

この頃に比べると意識がはっきりしています。

そして当時より歩くのが困難になったようです。

衝動行動が減った反面、脚を動かしづらいようです。

良し悪し両面がありながら変化しています。

では今日もぼちぼち行きましょう。

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