【よもやま話】母がレビー小体型認知症になりました(55)

認知症

どうも、ぼちぼちです。

母がレビー小体型認知症と認定され、同じ病気のご家族の方の参考になればと、
どんな出来事があったかつらつら思い出しながら書いています。話が前後することもありますがご了承ください。

2020年の2月から小規模多機能型居宅介護施設に入所後、
2021年11月から同じ建物の2階のグループホームに移動し、生活しています。

2023年4月

母は昨年末から意識がはっきりしている日が多く、喋れることも多くなりました。

それはいいのですが、意識がはっきりしている分、母本人の悩みもできたようです。

少しだけ実家に帰宅しては施設に帰る。をくりかえしていると、施設に帰る道すがら必ずネガティブなことを口にするのです。

「(施設に)帰りたくない」は毎回のように言いましたが、先日はとうとう「死にたい」と口にしたそうです。

その時は兄が送って行ったのですが、さすがにその言葉を捨ておけず私に電話をかけてきました。

母の気持ちはよく分かります。

自分のやるべきことを見つけられなくて、何もすることがなく、居場所がない。

そんな鬱々としたジレンマを抱えているのは見ていて強く感じます。

でも、どうやったら楽にしてあげられるのか解決策は見つけられていません。

私たちが生きがいをはいっと手渡してあげることはできないからです。

それができるならどれだけ簡単でしょう。

施設に入ってからも施設の花を生けることがありましたが

近頃はそれにも興味がなさそうです。

こうなる以前は、たくさん友達がいて、旅行して、絵を描いたり、多くの趣味を楽しんでいた母でした。

もうそんな日は戻って来そうにありません。

今も解決策は見つけられないままでいます。

最近では「長生き」っていう言葉を虚しく感じさえします。

では今日もぼちぼち行きましょう。

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