個別株投資始め
祖母が株式投資をしていました。子供のころにまだ紙だった変形B5くらいのサイズの株券を見た記憶があり、電信電話会社がNTTとして上場の際に購入した一株で儲けたことを鮮明に覚えています。
ぼちぼちが株式投資を始めたのは30代始めだったと思います。
きっかけは母が株式投資をしていたからでした。大手証券会社さんを通じて購入していたので、頻繁に売買する感じではなく、少なくとも年単位でひとつを保有していたのだと思います。名前を知っているような会社の株ばかりだったと思います。
30代初めて買った個別株銘柄は「シャープ」
これは母が購入した銘柄を私も買おうと思ったからでした。そのころのシャープは液晶パネルで業績が好調でした。まだネット証券は主流ではない時代で、大手証券会社で口座を開設しました。売買手数料は今では考えられないほど高かったです。
デイトレードの本
株式投資の右も左もわからないぼちぼちがそのときに読んだのは「デイトレード」の本でした。
今から考えたら悪いめぐり合わせでした。1万円を月に20回達成するという内容を鵜呑みにした自分の欲深さに赤面します。「デイ」ではなかったですが、本のとおり1万円を超える利益が出たところで担当に電話して売りました。まだ、ここでは自分の愚かさに気づいていませんでした。ここで愚かと言っているのはデイトレードのことではありません。ちゃんとデイトレードで利益を出しているトレーダーさんがいるのは事実ですし、手法として間違っているわけでもありません。なにもわからないド素人が知識なしにやろうと思ったことが愚かでした。次は「ソフトバンク」を買ったと記憶しています。前回たまたま上手くいったことでネット証券への移管を考えました。
ネット証券
売買手数料が安いネット証券を検索すると「松井証券」「SBI証券」などが出てきました。なのになぜか「マネックス証券」に移管したのです。手数料は大手証券よりは安かったですが理由を思い出せません。現在は楽天証券をメインにマネックスでは過去に積み立てた投資信託のみ保持しています。
その後の個別株式投資
まだデイトレードの本の呪縛が解けていなかったぼちぼちは「ソフトバンク」を損して手放しました。
株式投資で「たられば」は禁句だとしても、今まで持っていたら。と悔やまれる銘柄です。
ぼちぼちには個別株投資は向いていないと思っています。自他ともに認める「いらち(せっかち)」でタイミングを待つのが下手で、価格の上下に感情も上下してしまうのです。向いていない証拠に、個別株投資のトータルではほとんど利益が出ていません。比較的大きく利益が出たのは「ZOZO」の前身の「スタートトゥデイ」という銘柄でしたが、ほかのマイナスを埋めるのに消えてしまいました。現在も個別株を持っていますが短期の売買で利益をだそうと思っているわけではなく、配当や株主優待のある銘柄を長く持とうと思っています。そしてコロナ禍の現在は大きくマイナスですが、配当や優待があればこのままにしておこうと最近は思えるようになってきました。
では今日もぼちぼち行きましょう。
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