2022.12.3リライト
どうもぼちぼちです。
母がレビー小体型認知症と認定され、同じ病気のご家族の方の参考になればと、どんな出来事があったかつらつら思い出しながら書いています。話が前後することもありますがご了承ください。母は当時、グループホームへの入所を待ちながら小規模多機能型居宅介護施設で生活していました。
現在はグループホームへ入所し暮らしています。
前回の記事ではやっと施設で受け入れてもらったところまででした。
どんどん痩せていくので本気でもうあかんかもと考えていました。
長いこと食べない飲まないが続いた
長いこと食べない飲まないが続きました。体重はあっという間に減ってしまいました。
皮肉にも、以前はあんなに体重が減らないと嘆いていたのに。
体重は減るのにふくらはぎから足首にかけてがすごくむくみました。
あまりにパンパンになったので病院で診てもらうと
「膝より上がむくむのでなければ良くあることです。薬といっても利尿剤とかくらいです」
とのこと。
水を飲まないのに利尿剤を飲ませるわけにはいきません。
それに母は薬を飲む気がまったくありませんでした。
かろうじて背中に貼るアルツハイマー型認知症のパッチだけはなんとか続けることができました。
何もかも毒だと思う
母には食べ物飲み物、薬、すべてが毒に思えるようでした。
今から思い返すと、突然入った施設で良く知らない人たちに囲まれているのですから
どんなに優しくされても最初は警戒心が解けなかったのかもしれません。
最初の施設から母がかけてきた電話の向こうで話す職員さんの声は、
少し威圧的で感じが悪かったです。
不信感とか、警戒心とかも被害妄想の原因だったのかも、と思っています。
大病院からの離脱
コロナ禍で通院も支障がありました。
通院せず電話で往診でしたが、前の先生からの引継ぎの会った事のない先生でした。
改めて病院まで診察に行ったとき、急を要するような事態にならない限り通院の必要はないから「かかりつけ医」に診てもらったらどうかと打診されました。
通院も遠いし大変だし、先生の言うとおり施設に出入りしている医師に引き継いでもらうことにしました。
時によって違う症状
レビー小体型認知症は良し悪しの起伏が激しい病気だと説明を受けていました。
それはわかってはいるのですが、
その波は一日ごととか決まっているわけではなく
なんとなく最近調子がいいなぁとか今日は調子が良い悪い。とまちまちです。
午前は調子が良かったのに午後はダメ。とかです。
当時、施設に行くと、職員さんが先日こんな話をしてくれました。とか教えてくださるのですが、
えーそんなにちゃんと会話できたのか。とわたしも驚くほどクリアな時があるようです。
昔のこともよく覚えているので「何にも忘れていない」と感じます。
病気の症状のために記憶にモヤがかかっているようです。
長く症状が重い時が続いても、いい時がくると本当に普通に接することができました。
今回はこのへんで。
では今日もぼちぼち行きましょう。
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