どうも。ぼちぼちです。
前回に続き今回は「白衣風割烹着」型紙のご紹介です。
割烹着の型紙
割烹着の型紙を作ろうと思ったきっかけは、自分が作りたい型紙を見つけられなかったからでした。
もともと着物が汚れないように着用した割烹着、今の時代には必要ないようにも思っていましたが、実際に使ってみると洋服の汚れを防止してくれ、冬場には暖かいので割烹着を愛用するようになりました。夏にはエプロン、冬には割烹着です。
着物用の割烹着は袖ぐりがすごく広く作られていて、それはいいとしても、いかんせんフリル付きの綿の割烹着は好みじゃなくて、ネットを探しても欲しいような割烹着型紙も見つからず、なんとかならんもんかなぁと割烹着型紙の開発を始めました。
最初の年に割烹着1を作り、それから毎年ひとつづつ増やして10個の型紙を作りました。どれも思い入れがあります。今回は6作目の白衣風割烹着の型紙を作っていた時の記事です。この割烹着には思い入れがあって、名前もこれだけは番号ではありません。割烹着にカッコいい感じを出したかったのです。
この記事は過去ブログを再編しています。
新作割烹着?
出来上がりをお楽しみに~なんて書いていた割烹着。
在庫のボタンを付けようと思っていたら、必要なサイズが欠けていました。
これから発注して来るのを待たないといけないので、
先行してちらっと公開です。
イメージは「白衣」です。
と言っても看護師さんのではなくて、大学教授とか女医さんとかのほうです。
なんか、フラスコとか試験管とか、聴診器とか似合いそうな雰囲気なんです。
衿の形にこだわりあり。で、細く小さく繊細なテーラード風。
でも、とっても縫いにくかったので、少し型紙と仕様に補正が必要です。
衿修正して縫い直しました。。。
白衣風割烹着の衿。仕様変更に伴って見え方が違ってはいけないので、
型紙修正を反映した形にラペルを修正して、上衿をとって新たに作り直して縫い直しました。
次は、衿ぐりの仕様を変更した形にしたいのですが、現物では難しそうなので、
衿だけ部分縫いすることにしました。(※ラペル:衿の下のペロンと外に返っているところ)
まだまだ時間がかかってしまいます。気持ちだけ焦ってます・・・。
週末にボタンが到着して、ボタンホールをあけ、ボタンをつけて・・・・
そして、これが最後の仕上げです。
ごしごし水洗い。してから衿をラフに立てて乾かします。
ここでやっと小さな衿に仕上げた意味が出てきたと言えるでしょうか?
あとは乾くのを待つだけ・・・・モーブ色の白衣風割烹着の完成間近です。
ここから洗いざらして、生地の表面がこなれてきた感じが理想。
そこは時間をかけてじゃないといたりませんね・・・・。
では今日もぼちぼち行きましょう。
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