どうも、ぼちぼちです。
前にビジブルメンディングの記事を書きました。
「服を大事に修理して着る」のかカッコいいっていう価値観に賛成!
近頃は私もニットの穴は修理しています。
今回は数少ない一張羅(いっちょうら)のBossのパンツ。
勤めてた頃に’ン万円’で買いました。
去る四月に甥っ子の結婚式があり、最初は着物を着ようとしたものの、
時間的にも体力的にもなんかしんどくなって洋服にすることにしました。
その時にひっぱりだしてきたのがこのパンツ。
ひっぱりだして来るぐらいですから、だいぶひさしぶりにお目にかかりました。
と!
穴あいてる!!!!!
虫食いです。たぶん、なんか食べ物がくっついて、そこが虫に食べられた感じでした。
緊急処置
そのときはもう時間がありませんでした。
だから、裏に接着芯を貼って、きれいなボタンをまつりつけてごまかしました。
団体旅行のフダみたいだけど、ま、わたしに注目する人おらんやろぉとタカをくくりました。
それから数か月。なんとか修理して今度の機会に備えて着られるようにしようと思いました。
刺しゅうして修理するつもりで下田直子さんの刺繍の本を買いました。
刺しゅうでごまかす
下田直子さんの作品は手間がかかってそうなものが多くて、
見るのはとっても素敵なんですが、実際に刺しゅうするのは難しいし
時間もすごくかかりそう。
さらに、ばんっと一つの図案にするのは嫌で、わざとらしくならない感じにしたいな。
色選び
最初は同系色で刺すつもり。刺しゅう糸を出してみると茶色が明るすぎました。
じゃぁ黒?なんかそれも違う気がする・・・。
原色じゃなく、明るすぎない色はないかな?と、まずはブルー系。それに合うように薄紫。
紫陽花みたいな色目になりました。
図案なしで
まずは、貼った芯が弱弱しくて不安になったので、穴の周りをかがって、
裏側で糸を渡すように縫いました。
そうやってから、刺し始めました。
出来上がりのイメージはありません。
チェーンステッチを丸く刺しました。
青い〇とうす紫の〇でまずは穴が隠れました。
これふたつではバランスが悪いので、もう一つ〇を足しました。
ん~、なんかまだ足りないなぁ。
今度はちょっと小さくて簡単な柄を差しました。
仕上がり
出来上がりはこんな感じ。〇は刺しゅう糸の3本どり、小さいのは2本どりで強弱をつけました。
すごーくいい感じではないけれど、穴を隠すにはじゅうぶんです。
一張羅のパンツの寿命を延ばすことができたようです。
では今日もぼちぼち行きましょう。
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