【よもやま話】1分をはかる

暮らし

どうも。ぼちぼちです。

以前に時間泥棒の話をしました。今回はまた別の時間にまつわる話です。

1分をはかる経験

みなさんは「おぢばがえり」という言葉をご存じでしょうか?これは天理教という宗教の創成地の「ぢば」に帰るという意味のことばです。(※以下、本文に勧誘などは一切ありませんのでご安心ください)

近所に教会があり夏休みになると「こどもおぢばがえり」というイベントが催されていました。わが家は天理教徒ではありませんが、小学生時代のある年にその「こどもおぢばがえり」に参加することになりました。たしか、ひと晩泊まったと記憶しています。

たくさんの事を経験したはずですが、ひとつだけ覚えているのは畳敷きの広間で、子供たちが車座になり話を聞いたことです。その話もほかの内容はまーーーーったく覚えていませんが、強く印象に残っているのが1分をはかる経験でした。

全員、目を閉じて心の中で1分をはかり、1分たったら手を挙げる。というものでした。
1分は60秒です。60を数えました。そして60秒たったと思ったところで手を挙げました。

まだ目を閉じているので、ほかの子供のことは見ていません。手を挙げるタイミングがまちまちなことは気配でわかりました。全員が手を挙げたところで、目を開けるようにうながされました。

そして、一番先に手を挙げた子として私が指さされたのです。

さすがわれながら、イラチ(せっかちさん)です。

そのあとの話がどうだったかは忘れました。多分、だから時間を大切にしましょう。みたいなことだったんだと思います。覚えてないところが浅はかですが、その経験をしてから時間を意識するようになりました。

時間を大切にしたい

1分をはかってみるとわかりますが、結構長いです。縄跳びする1分は永遠に感じるくらい長いけど、韓国ドラマを観ているとセリフ2.3節で過ぎてしまいます。同じ1分でも内容によって感じ方が全然違います。不思議ですよねぇ。
そういえば会社に勤めていたころ、閑散期にやることがなく、ものすごく時間が過ぎるのが遅くて1時間のうちに何度も時計を見て、またがまだかと終わる時間を待っていたものです。けれど忙しい時期に、一生懸命働いているといつの間にか終業時間になって充実感がありました。

何もせず、ただ時間をむだに浪費するような時間より、充実してあっという間にすぎる人生、いつもそんなふうに過ごしたいものです。

では今日もぼちぼち行きましょう。

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