どうも。ぼちぼちです。
名前がわからないもの
これ何かわかりますか?
ある日父が、「おい、〇〇さんに、ホームセンター行くんやったらこれ買うて来てもろて」と言いました。夫にしょっちゅう頼みごとをします。
これがどこかにあるかというと、キッチンの引き戸の溝の上側です。
この柱のすぐ横にも引き戸があり、そちらには付いていません。無いほうは閉めても数センチ開くのだそうです。
見たことのないパーツですが、それほど複雑なものではなさそうです。よく見ると片側だけにネジで止まっています。何かを加工したものなのかなぁと思いました。
これぐらいなら私でも探して買えるだろうと、ホームセンターに行きました。
細かいパーツ類が置いてあるところを探しましたが見つかりません。その周辺の金属パーツがありそうなところはことごとく探しましたが見つけられませんでした。15分ぐらいうろうろしていたと思います。
店員さんに聞いてみよう
自分で探すのはあきらめて、レジで聞くと最初のところでした。
「ここに無かったら無いですか?」と聞くと、その辺に店員がいるので聞いてくださいとのこと。
店員さんを見つけてすぐ画像を見せました。
「あー、これと同じじゃないかもしれませんが、似たようなのはあります。」と手に取って見せてくれたものは、色こそ違えどまさに探していたものでした!「これです!どうもありがとう!」と最後のひとパックを手にしました。
いや。わからんて。この場所。小さいパーツ。しかも周りのものもなんの関連もないし。
そしてこれにはちゃんと名前があることを知りました。「引き戸ストッパー」そのまんまやん!
名前さえ分かればネットでも検索できたのに。
さっそく取り付けよう「引き戸ストッパー」
買ったその足で実家に行くと、父がいそいそと早速、工具を探し始めました。椅子に乗って落ちたりしたらと心配だったので、私も積極的に参加することにしました。
先についていたものはネジで取り付けられていました。買ってきたものは釘が入っていました。釘のほうが難しそうです。溝の奥に上むきに金づちで打ち込まないといけません。何かあてがうものも必要です。
最初に両面テープで貼ってから付けようかと思いました。が、薄い両面テープはありません。父は「そんなん無くてもかまへん。」と言いました。が、すぐに無理だとわかりました。
今度は画鋲で「これやったらどうや?」やってみました。反対側も付けたら同じ溝💦はずして付け直し。できたかに思えました。が動かしたら、頭が外れてしまいました。残った針を縫いてまた反対側も外しました。
今度はネジ。渡されたのは10センチほどの長さのドライバーでした。いやこんなん力、入らんって!次はそれより大きいドライバーを渡されましたが、今度は溝つぶれるって!とやってはみるものの全然です。ラジオペンチで抜き、別のネジを付け直しました。
ここで父がひと言「お前、案外ブサイクやな。」要領が悪くて不器用だということです。悪口だけど「案外」のところは気に入りました。
言いたいことはあります。道具がないねん。でも反論できません。買い物も取り付けもぐずぐずでした。
片側は最後まで入れられなかったネジを父が金づちで打ち込みました。もう一方はあらかじめキリで穴をあけて最後まで力技でねじ込みました。パーツふたつ付けるのに、ふたり掛かりで1時間ほどかかりました。これこそブサイクな話でした。
では今日もぼちぼち行きましょう。
コメント