家を建てようと決めるまで
結婚して賃貸に住み始め、いずれは戸建て住宅に住みたいというのが私たち夫婦の希望でした。もともと二人とも戸建てで生まれ育って、賃貸に暮らしたことはあっても上下左右にほかの人がいるのに閉塞感を感じたからです。
ですから、すぐに住宅購入の頭金にあてるべく毎月積立の定額貯金をはじめました。当時知っていた中で利率のいい積立だったからです。
それと同時に支出の無駄を省くことにも着手しました。
共働きでしたので夫に何かあっても私が生きるためのお金は稼げるからと、
まずは夫の生命保険を解約してもらいました。
聞けば毎月1万円を超える額をほぼ掛け捨てのように支払っていたらしいです。
毎月給料から天引きされるのでなんの疑問もなく、なかったものとして暮らしていたのでしょう。
その時点で、わたしはまだ郵便局の一時金のおりる養老保険に加入していました。
(一時金のおりる養老保険は普通の養老保険より損だとのちのち知りました)
家を建てようと決めてから
ある程度の頭金がたまり、両実家からの援助も得られそうでした。
高額なローンは組みたくない!と初めからとにかく安くすることを心がけていました。
数々のモデルハウスやリーズブルに建てられる家を見てまわり、パナホームの友人の家も見学させてもらったところ、「となりが某ハウスメーカーで建ててるけど、ええで。」と教えてもらいました。
早速モデルハウスに見に行き、丈夫そうだという印象を持ちました。阪神大震災を経験したあとだったので耐震性は重視したいところでした。最終的にそのハウスメーカーで建てることを決めましたが、実際いくらだったら返済していけるのか、生活は苦しくならないのかを気にして自分でシュミレーションしてみることにしました。
現在の収入と支出、まずはいつまでダブルインカムを続けられるかわからなかったので、収入をぐっと低く見積もり、これから先起こるかもしれないイベントなどを折り込んでエクセルで計算してみました。その時、賃貸に払っていた8万円ほどよりももっと低いローン額でないとやっていけないな。という実感を持ちました。その時エクセルで試算した表は、のちのち「ライフプラン表」というものに類似したものだったと知りました。
そのあと、ハウスメーカーさんのサービスで、FP1級の方が家にローン計画のアドバイスに来てくれました。(当時はまだ私はFPの勉強をしていませんでした。)自分で作ったライフプラン表を見せ、相談に乗ってもらったところ、共働きの収入額が大きかったので無理なく家を建てられると太鼓判を押されましたが、
「収入以外に大事なことは何だと思いますか?」と聞かれて
「健康です」と迷いなく即答しました。
以前から、お金の計画は健康あってこそだと思っていました。
養老保険をどうするか相談しました
その時、「養老保険を持っているのですが、掛け金を払うのが厳しくて」と相談したら、
「払い済み保険」にしたらいいですよ。と教えてくれました。
「払い済み保険」は今までかけた額をもとに満期金を算定し直して、満期まで持ち続ける方法です。
満期金の額は減る代わり、今後の掛け金の支払いをしなくて良くなります。
そんなん知らんかった!そんな方法があるんだ!と、すぐに切替えました。
今回は家を建てられるかどうかシュミレーションし、支出を抑えるために保険を解約した話でした。
では今日もぼちぼち行きましょう。
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