【認知症】母がレビー小体型認知症になりました(6)

認知症

(2022.10.22リライト)

2020年1月 圧迫骨折

姿勢がおかしい

2019年の12月ごろから母には、こんな症状がありました。
・手の震え
・腰が曲がる
・座るときにななめになる
・歩きにくい
・腰の痛み
病院で骨の検査をしたものの問題なし。
2020年の年明けは家族で集まることができました。
なんとか病気の進行を遅らせたい気持ちで、リハビリ施設を再訪することにしました。

1月14日

迎えに行くと座り方が変でした。
椅子に斜めに腰掛けて頭もぐったりしていました。
「痛いねん。」というので、また妄想で痛いんだろうと思いました。

リハビリ施設へ

相変わらず薬は飲みたがらず、外出も嫌がりましたが
どうしてもリハビリを受けさせたいので、無理やり車に乗せて施設に向かいました。
到着すると、施設の代表が車のところまで来てくださり、母の様子を見るなり
「病院に行ったほうがいい。紹介するから」と、そのまま紹介された病院に向かいました。

診察

病院ではレントゲンを撮ってもらいました。
圧迫骨折の疑い。
先生は「どこかでぶつけたんでしょう」
「80年以上生きてるからボロ家みたいなものだから」と。
はぁ?
こけた話とかぶつけた話とか父から聞いてないけど?と意味が分かりませんでした。
また「24時間見てて。家でムリだったらどっかに入院させて」と告げられました。
もちろん父が24時間見るのはムリです。
すぐにどこか預かってもらえるところを探さざるを得なくなりました。

ぶつけたの?

父に「こけた?って聞かれたけど覚えない?」と問い詰めると「廊下の壁にもたれて、ずるずるってお尻ゆかに着いたけど、そんな勢いもなかった」とのことでした。
母は頼んでもじっとしてくれるような状態ではなかったので見てないところで何かあったのかもしれないし、本当にそのことが原因かもしれません。
父も私も注意力が欠けていました。
とにかく家族だけでなんとかできる状態ではないことを認識しました。

施設探し

「24時間目を離さないように」と言われたので、すぐに施設を探し始めました。
12月にお世話になったケアマネさんに探してもらうと、翌日から入所できる施設を見つけてくれました。
手続きを始めようとしたところ、兄が「病院で診てもらったらどうやろう?」と。
大病院に行っても緊急じゃないから入院は無理だろうと私は思いましたが、翌日いつもの病院の整形外科を受診することにしました。
長時間待ちやっと受けた診察では先生が軽ーく、治療のしようがなく安静にしているぐらいしかない。と診断されました。ほらやっぱり思ってたとおり。
施設を紹介してくださいとお願いすると、家からはだいぶ遠いところ。
そこで祖母が最後を迎え、母が悪い印象を持っているところでした。
家族に相談すると「任せる」と丸投げ。
振り回されてヘロヘロ。やっぱり無駄足だった!さらにグッタリ疲れただけでした。
結局、実家から車で5分ほどのケアマネさんが紹介してくれた家チカの施設に
病院帰りにそのまま入所することにしました。
短期入所生活介護施設でした。

家族が認知症になったらこれはやっといたほうがいい

・ケアマネさんを紹介してもらう
・要介護認定を申請する
・使えそうな行政の制度があればすぐに申請する

まずは頼りになるケアマネさんを見つけてください。認知症になった家族をもつ人がいたら話を聞いておくと参考になります。ケアマネさんには手続きの助けもしてもらえるし、情報も手に入りやすくなります。それに介護する側の気持ちも汲み取ってもらえます。
気持ちがいっぱいいっぱいなとき、ケアマネさんに話して共感してもらうだけで本当に心が軽くなりました。

ケアマネさんは2種類

・施設に所属している
・ケアマネ業のみ独立してしている
最初、施設付きの方を紹介してもらい、そのあと専業の方についてもらいました。

我が家は介護認定を早めに申請したほうだと思いますが、施設探しの時には認定証がまだ届いていませんでした。母のように急速に進行することもあるので早いに越したことはないです。

この記事が何か参考になれば嬉しいです。

今回は母が圧迫骨折をしてしまったエピソードと、入所できる施設を探した話でした。

では今日もぼちぼち行きましょう。

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