どうも。ぼちぼちです。
先日、宛名が名字だけの謎の封書が届きました。
外見と中身
それは普通の封書だったんですが、宛名が苗字だけ。
わたし宛てだか夫宛てだかわからず、差出人名の「Rセキュリティ株式会社」にも心あたりはありませんでした。
なんだろ?サイトのセキュリティとか知らずに入ってる?なんて思いながら、恐る恐る封書を開けました。
中にはA4の用紙を一枚ずつ三つ折りにしたものがバラバラに入っていました。
そのうちの1枚に「顧客の皆様へ」という見出しを見つけました。
行政処分を受けたことの報告でした。まだ、何のことかわからず「Rセキュリティ、行政処分」で検索しました。
内容
業務停止命令
ネットで、6ヶ月間の業務停止命令を受けた。というニュースを見つけました。
「鍵のレンジャー」「鍵のレスキュー」という文字を見てやっと記憶がよみがえって来ました。
そういえば、鍵の修理をたのんだことがありました!昨年1月のことです。
鍵修理
ある日、勝手口から入ろうと、鍵穴に鍵を刺したところ、回りません。今度は抜こうとしましたがこれまた抜けません。
仕方なく、キーホルダーから勝手口の鍵をはずし、玄関の鍵を開けて入りました。
でも勝手口に鍵が刺さったままの状態を放置するわけにはいきません。
ネットで検索して数社の中から選んだのが「鍵のレスキュー」でした。
「15分で到着」とか「4,980円〜」と書いてあったけど、多分違うんやろうな。と思いながら頼むと、30分ほどで到着。見積もってもらうと40000円近くの価格を提示されました。
鍵屋さんを呼ぶ前にグリースみたいなので開けようとしたのがいけなかったようで、もし何もせずに呼んだら、少しは安かったとのことでした。
この状況では、高くても頼むしかありません。全然相場もわからないですしね。他のところに頼んでも同じだろう、と思ったのです。
思ったより高かった鍵修理でしたが、今ひとつスムーズに回らなかったので、もう一度呼んで調整してもらい、それからは問題なく使えています。
後日、知人にその話をしたところ、やっぱり高かった。と聞いたので、そんなもんなんだなぁと諦めました。
業務停止命令の理由
肝心の業務停止命令の内容を確認すると以下の理由が挙げられていました。
1、クーリングオフができないと告げていたこと
2、クーリングオフを書面で申し出た消費者に一部返金を行わなかったこと
3、クーリングオフを申し出た消費者の代わりに手続きしようとした消費生活センターの職員にもクーリングオフできないと主張し、1,5ヶ月の長期に渡って業務を妨げたこと
と、主にクーリングオフに関する内容が要因でした。
価格表示がグレーなこととか、15分で到着すると、事実と異なった表示をしたことは処分の対象となっていません。これは改善を促すだけで終わったようです。
鍵の修理なんて、一生に何回も経験するものではありません。相場表みたいなものがあればいいですけど、消費者には分かりませんよね。ほかと比べようもないです。どうせ現地で確認してからと言われますしね。
消費生活センターに、この会社の件で、17年4月から今月17日までに、全国から計2261件の相談があったそうです。事例を見ると10万円以上と言われているケースが多いようでした。
消費者庁から注意喚起もされています。
では今日もぼちぼち行きましょう。
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