どうも、ぼちぼちです。
母がレビー小体型認知症と認定され、同じ病気のご家族の方の参考になればと、どんな出来事があったかつらつら思い出しながら書いています。話が前後することもありますがご了承ください。現在母はグループホームへの入所が決まり、小規模多機能施設から移動するのを待っています。
高齢者のスマホ利用
前回、スマホを解約した話をしましたが、高齢者、特に認知症状のある人にはスマホの利用は、かなり難しいものだと感じました。電話できるだけでいいのにアプリやなんや、よくわからない機能がついているというだけでガラケーより、むしろ悪!でした。余計な通知が来たり勝手に更新されたり、ちょっとさわると勝手に画面が移動したりと思ったように動かない。要はストレスを感じるものだったのです。
そしてしまいに「壊れてる」と言い、母は電話をかけなくなりました。
エイジテック
これからの時代はITを使いこなせないと生きづらい世の中になっていくと感じています。例えば、行政書類のコンビニでの発行や、ねんきん定期便のマイナポータルでの提供など人手を減らしてITで担えるところは移行していこうという流れですし、ネットスーパーもそもそもアプリが使いこなせないと注文ができません。義母がひとりになり足が不自由なので注文して持ってきてもらえたらいいなぁと思ったんですが、そもそも義母はスマホも使えないのでハナから無理でした。
先日ニュースを見ていると「高齢者×テクノロジー」を意味するエイジテックの話題が取り上げられていました。
開発チームでは「高齢者が使える」よう予測して試作してみたものの、感覚のギャップ、例えば基本的な「前の画面に戻るための矢印」の意味がわからない。などの問題が浮き彫りになったそうです。
そして試行錯誤の末、今の段階では「サポーター」と呼ばれる「人」が代行していろんな作業をしてくれるということです。
利用する人が電話をかけたければまずサポーターに話しかけ、ビデオ通話がつながり、何をしたいか伝えると代わりにメッセージを打ち込んだり、電話をかけたりしてくれるそうです。横にはいないけど1対1のサービスということです。いずれAIがこういった場面で人の代わりをする時代が来ると信じていますが、今はまだ道なかばのようですね。
世の中がどんどん進歩して複雑化していくけれど、それに付いていけない人間はどうすればいいんでしょうか?10年後、20年後の自分自身のこととして不安になる話題でした。
では今日もぼちぼち行きましょう。
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