どうも、ぼちぼちです。
母がレビー小体型認知症と認定され、同じ病気のご家族の方の参考になればと、どんな出来事があったかつらつら思い出しながら書いています。話が前後することもありますがご了承ください。母は現在、グループホームへの入所を待ちながら小規模多機能型居宅介護施設でずっと生活しています。
前々回から、母の入所施設「小規模多機能型ホーム」「グループホーム」について書いています。
今回は介護保険サービスの利用料金のお話です。
自己負担限度額と負担の軽減
前回の記事で
グループホームについて調べました。
利用料金は地域や施設によって差がありますので参考までにしてください。
施設を利用する場合、経済的負担が重いことは否めません。
母には備えがあったので、子供の負担なしで何とかなっています。
費用が高額になった場合は超過費用の還付が受けられます。
母の場合も月に12,000円~13,000円ほどが還付されています。
介護保険
介護サービスを利用したときの利用者負担
所得に応じてかかった費用の1割から3割(3割は平成30年8月サービス利用分から)を負担します。また、施設サービスなどを利用した場合には、介護サービス費の他に食費や部屋代などの負担があります。自己負担の割合は認定結果と同時に郵送される「介護保険負担割合証」(オレンジ色)でご確認ください。
2割負担の方
本人の合計所得金額が160万円以上かつ年金収入+その他の合計所得が単身で280万円以上の方(65歳以上複数世帯の場合は346万円以上)
3割負担の方
本人の合計所得金額が220万円以上かつ年金収入+その他の合計所得が単身で340万円以上の方(65歳以上複数世帯の場合は463万円以上)
自己負担が重くなった時や所得の低い方には負担を軽減する仕組みもあります
介護保険サービスは1割〜3割の自己負担で利用できます
介護保険サービスを利用料の1割〜3割を支払うことで利用できますが
要介護ごとに1ヵ月に1〜3割負担で利用できる金額に
上限(支給限度額)が設けられています(下表)
限度額を超えてサービスを利用した分は全額自己負担になります。
介護保険サービスの支給限度額(1ヵ月)の目安
要介護度 | 支給限度額 | 自己負担(1割) | 自己負担(2割) | 自己負担(3割) | |
要支援1 | 50,320円 | 5032円 | 10,064円 | 15,096円 | |
要支援2 | 105,310円 | 10,531円 | 21,062円 | 31,593円 | |
要介護1 | 167,650円 | 16,765円 | 33,530円 | 50,295円 | |
要介護2 | 197,050円 | 19,705円 | 39,410円 | 59,115円 | |
要介護3 | 270,480円 | 2万7048円 | 54,096円 | 81,144円 | |
要介護4 | 309,380円 | 30,938円 | 61,876円 | 92,814円 | |
要介護5 | 362,170円 | 36,217円 | 72,434円 | 108,651円 |
例:要介護1 (1割負担の方が175,000円分のサービスを利用した場合の自己負担額は
実際に利用した金額175,000円
支給限度額167,650円
1割負担16,765円+支給限度額を超えた分7350円=利用者負担額24,115円
上記金額は標準地域の金額です
実際の支給限度額は住んでいる地域や利用者サービスにより異なります
支給限度額に含まれないサービス
- 特定福祉用具購入
- 居宅介護住宅改修
- 居宅療養管理指導
- 特定施設入居者生活介護(外部サービス利用型短期利用を除く)
- 地域密着型特定施設入居者生活介護(短期利用を除く)
- 認知症対応型共同生活介護(短期利用を除く)
- 地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
- 介護保険施設に入所して利用するサービス
- ※介護予防サービスについても同様です
事業者選びの情報
良い施設を選ぶことが一番重要だと思っています。
母はうちから徒歩で10分ほどの施設で立地もよく
職員さんは親身で、代表も志しの高い方で安心できています。
施設は厚生労働省の「介護サービス情報公表システム」から検討することができます。
以下のQRコードを読み取りサイトにアクセスできます。
施設を比較検討するなら、実際に見学や体験利用をしてみることをお勧めします。
では今日もぼちぼち行きましょう。
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