どうも、ぼちぼちです。
母がレビー小体型認知症と認定され、同じ病気のご家族の方の参考になればと、どんな出来事があったかつらつら思い出しながら書いています。話が前後することもありますがご了承ください。
2020年の2月から小規模多機能型居宅介護施設に入所後、
2021年11月から同じ建物の2階のグループホームに移動しそこで生活しています。
コロナの往診への影響
「リバスタッチパッチがないのでまたお願いします」と施設から連絡をもらいました。
リバスタッチパッチとは身体に貼って使う認知症の薬のことで、パッチの大きさと使用量が比例します。本来アルツハイマー型認知症の進行を抑えるために使う薬ですが、経験的にレビー小体型認知症の患者にも使っている、と処方した先生の説明を受けました。
母は薬を飲まないので、ほぼ唯一使える薬です。翌日、かかりつけの医院に連絡して前回どおり製剤薬局で直接受け取れるようにお願いしました。
しばらくして施設から電話があり、かかりつけ医から「長いあいだ診察してないからこのまま出せない」と連絡があったとのこと。
実はこの前日から母には熱があったそうで、だったらパッチの件と一緒に往診してもらえたらと、もう1度、連絡してもらいました。けれどなんと「コロナの影響で往診はできない」と。
毎日きちんと薬を使っているわけではないので「切れた」影響はすぐにはないとしても、今もし何か起こったらどうするのか疑問に思うと、「救急車を呼んでください」とのこと。熱もパッチも様子を見ることにしたものの、なんだか心もとない状況です。
ちょっとのことで
さてこの熱の件、施設の方の話では、
しばらく前から食欲が激しく、熱の出た日の朝の寝起きに、いきなり朝ごはんをがっついたところ、むせて苦しみ、そのあと熱が出たらしいです。「誤嚥(ごえん)の心配もある」と聞いて少し怖くなりました。
誤嚥(ごえん)性肺炎
細菌が唾液や食べ物などと一緒に誤嚥され、気管支や肺に入ることで発症する疾患です。 誤嚥性肺炎を起こすのは、高齢の人や、脳梗塞の後遺症やパーキンソン病などの神経疾患を抱えている人が多いです。
引用元:https://www.saiseikai.or.jp/medical/disease/aspiration_pneumonia/
最初、がっついてむせたところまでは平然と聞いていたのですが、そのあと38度の熱が出たというではありませんか。(コロナの抗体検査は陰性)老人は些細なことが命とりになるのだと改めて認識しました。ご飯にむせただけなのに。
幸い、一日様子を見たあと熱は37度前後まで、さらに次の日36度台に熱は下がりました。今回はちょっとひやっとしました。
では今日もぼちぼち行きましょう。
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