どうも、ぼちぼちです。
母がレビー小体型認知症と認定され、同じ病気のご家族の方の参考になればと、どんな出来事があったかつらつら思い出しながら書いています。話が前後することもありますがご了承ください。母は現在、グループホームへの入所を待ちながら小規模多機能型居宅介護施設でずっと生活しています。
前回、ひさしぶりの帰宅。詳細
前回、家に帰った話をしました。
私が送り届けたあとの話です。
たくさん食べるのはよくあることですが、この日も調子よく食べ、
フリーズドライのお味噌汁まであけようとしたらしいです。
(お味噌汁として飲むつもりではなかったはず)
そのあと、台所で座りながらうつらうつらしてきて布団で寝るように促されたのに
構わず椅子で寝始め、どんどん姿勢が崩れてきて危ないので
ベッドに寝かせたところ、
しばらくして電話がかかってきてその音で目覚め
そのまま「〇〇(地名)へ行かんな!」と走り出したそう。
いつもは動きがとても鈍いのに、
この時はびっくりするほどすばしっこかったそうです。
靴を履くときもあっという間で、
追いかけてやっと捕まえたのが玄関から10mほどのところ。
もちろん母は〇〇へ行かないと!と思っているので、
力の限り欲望をかなえようとします。
なんとか引き止めながら、兄に「助けてくれ」と応援を頼んだそうです。
(手を離した瞬間また走り出すのです)
施設でも飛び出して、職員さんが電話を取りに戻る時間がなかった。
ということもあります。
その後、車に乗せて〇〇へ向かいましたが、どこに行くかがわからず
駅に行きロータリーをぐるっと回って施設に送り届けたとのことでした。
食べることへの執着
フリーズドライの味噌汁までそのまま食べそうになるほど食欲が全開のときは抑えようがありません。
職員さんも母の食欲にもう慣れたとは思いますがそういうときのために補食と言われている、個人用の食料備蓄をしています。(ほかの人のはカルピスとかいただきものとか)
母の場合は食欲が爆発したときに一気に食べてしまうので買い置きしてもすぐなることがあります。
この時は電話で「帰るっていうてはります。補食がないです」と連絡をもらい家に送り届けたあとで買い出しに行きました。
その間に実家での顛末があり、
私が施設に食料を補給しに行ったときには部屋でよく眠っていました。
その3日後、再度「補食がありません」と連絡。
まさか!?と思いましたが、すぐに買って補給しに行きました。
食べないとき食事を2食ぐらいは平気で抜くのに、食べるとなるといっとき。コントロールが不可能っていうのは困ったものですが、仕方がありませんよね。
では今日もぼちぼち行きましょう。
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