どうも、ぼちぼちです。
母がレビー小体型認知症と認定され、同じ病気のご家族の方の参考になればと、どんな出来事があったかつらつら思い出しながら書いています。話が前後することもありますがご了承ください。母は現在、グループホームへの入所を待ちながら小規模多機能型居宅介護施設でずっと生活しています。
近頃の様子
施設へは週に1回訪れるようにしていますが、
最近は調子が悪く、反応があまりないことがほとんどです。
そんななか、先週は弱々しいながら受け答えがありました。
訪れたのはお昼をちょっと回った頃。
母はご飯を食べていました。
といってもトレーの中身はあまり減っている様子がなく、
食器にはラップがかかっていました。
母が立ってウロウロしだしたのでもう食べないかのかと思って
職員さんがかけてくれたのだそうです。
多分、もう長いことこの状態でいるんだろうな。と想像できました。
お箸は持っているけど、食べていない。
もしくはほとんど食が進んでいない。
小さい子供の食事にすごく時間がかかることありますよね?
そんな感じだと思います。
なのに、目を離したスキにラップを突き
穴から鶏肉を引き出して食べ始めました。
その鶏肉をほとんど食べ終わったところで、
「これ虫の卵や」と言いながら鶏肉の端っこを
指先でいじり出しました。
私も近頃はそんな発言にも慣れたので
「虫の卵?どれが?それ?ふーん」という調子でいなしました。
ひさしぶりの帰宅
それから3日ほどして父と兄が面会に訪れたときは
食事をしないモードだったようです。
また食べるようになるだろうと気にしませんでした。
さらにその翌日、月曜日でした。
朝早くに施設から連絡があり、
「帰るって言うてはるんです」
前回「帰る」と言い出したときは兄が迎えに行きましたが
その時にはすでに気が変わっていて、結局は帰れませんでした。
「用事済んだら行きます」と返事をして、
片付けることは済ませ、急いで迎えに行きました。
施設に着いた時には朝ごはんが終わって、
さらにおやつを食べていて、
すでに帰る気は無くなっていたようでしたが、
なんとか靴を履かせ、車に乗せて実家に送り届けました。
帰る最中も、ずっとクッキーを食べ続けていました。
そして交差点では「ここ右や」と指図、
右折する時には「よっしゃ。よっしゃ」と曲がるタイミングを指示してしてきます。
が、そのタイミングで曲がったら絶対に事故!
赤信号でも「よっしゃ。」あかんって!
道路を走っていて車に乗っているということがわかっているだけでもよかったとしよう。
家に帰ってからはしばらく寝たようでしたが、
電話の音で急に目覚めて、家を飛び出しそうになったので
早々に施設に送ったそうです。
では今日もぼちぼち行きましょう。
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