【映画】おいしそうな料理が出てくる映画が好き

本、映画、ドラマ

どうも。ぼちぼちです。

マイナーな映画を観あさった30代でした。
アジア映画が好きだった話をしましたが
ほかにも好きだったのは
「おいしそうな料理」が出てくる映画です。
そんな映画のひとつがバベットの晩餐会でした。

バベットの晩餐会

1987年、日本で公開されたデンマークの映画です。
記憶が定かではありませんがビデオを借りて観た気がします。
だから公開よりだいぶ経ってからでしょう。

長いこと、この映画を1番好きな映画にあげていました。
※以下にはネタバレを含みます。

この映画の舞台

この映画はデンマークの海辺の片田舎、19世紀のユトランド。
重いグレーの空と色味のない海辺の村が舞台です。

老姉妹

この村に、父親が牧師だった老婦人姉妹が暮らしています。
若い頃には彼女らに心を寄せて
お互いに思い合う相手がいたのですが、
姉妹もまた、父と同じように神に使える身として
独身のまま清廉に暮らすことを選びました。

そんな彼女たちの元に革命で夫と子供を亡くし
フランスから亡命してきた女性バベットが訪れます。
姉妹はバベットを家政婦として受け入れます。
紹介状には彼女は料理の名手だとありました。

やりくり上手のバベット

姉妹たちが教える料理、
干した魚水でもどして煮たものや
やカチカチのパンをビールで煮て
どろどろのスープにしたようなものを
バベットは奇妙なもののように見ていますが、
黙って聞いています。

姉妹の生活はとても慎ましいものです。
けれど、バベットが来てから余裕が生まれ始めます。

私としては、食料品店でクレームをつけたり、
お勘定をごまかしたり?
のところはどうかと思いましたけど・・・。

宝くじ

姉妹と一緒に慎ましい生活を送るバベットの楽しみは宝くじでした。
ある日、1万フランの宝くじに当選したと連絡がありました。
その報告を受けた姉妹は
バベットがフランスに帰ると考えました。

※フランスは1865年成立のラテン通貨同盟 (Latin Monetary Union, LMU) の創立メンバーとなり、LMUにおいてはフラン・ジェルミナルが基準の貨幣となった。1873年、LMUは1フラン(金フラン)=金9/31 gとする完全金本位制に移行している。(wikipediaより転載)

これを参考にすると
一万フラン=およそ金2,903g、
参考価格金1g6,885円とすると
現在の価値で2000万円弱となる

晩餐会

一方、姉妹と共に歳をとった村人たちは
牧師が亡くなってから信仰心が薄れてきたのか
いがみあうこともありました。
そんな状況に、
姉妹は牧師の生誕祭を開くことにしました。

バベットはその生誕祭に
フランス料理を提供したいと申し出ます。

姉妹は承諾しますが、
バベットが集め始めた食材を見て驚きます。

船便で届いたのは生きたウミガメやうずら
ワインやたくさんの食材でした。
見たこともない食材に恐怖を覚えた姉妹は
晩餐会では料理の話をしないことを村人と約束します。

晩餐会当日

過去に姉妹の姉に思いを寄せていた将軍とその叔母の老婦人も
晩餐会に出席することになりました。
彼は晩餐会の出席者の中で唯一、
フランスに駐在し高級料理を食べた経験があり、
味について話すことができる人物でした。

食前酒から将軍の心を捉えます。

村人たちは食事のことは口にしないという約束を守り
将軍の言葉に、トンチンカンな返事をしますが
表情は穏やかです。

食事が進むにつれ、村人たちの気持ちがほぐれ
過去の自分の罪や隣人の誤魔化しに気付いていたことを
口にしますが、それはうらみ言ではなく思い出話なのでした。
また自然に牧師の教えについて語り始めます。

晩餐会が終わり外に出た彼らは輪になって手を繋ぎ歌を歌います。

最後に

姉妹はバベットを称賛し、
フランスに帰っても忘れないと言いますが、
バベットは全て失ってフランスには帰れない。
と答えます。
一万フランは料理に全て使ってしまったと。

至福

この記事を書くのに映画を観返しました。
料理のコースが包むにつれて
村人の気持ちがほぐれて、
最後に歌まで歌ってしまう幸福感は
初めて観たときと同じでしたが
なぜか感動して涙が出てしまいました。

バベットは最高級料理店の料理長でした。
まさに将軍が称賛した料理長。その人だったのです。

その彼女が革命で天職を奪われ家政婦として生きるものの
大金が手に入り、本当にやりたかったことをかなえたのです。

最高の食材で最高の料理を作り人を幸せにすること。
それが彼女の幸福だったのです。

コロナ禍の今、自分の力を発揮する場所がなくて
必死に耐え忍んでいる芸術家も多いのではないでしょうか。

最後の「天使もうっとりするわ」は
芸術家への称賛と応援だと思いました。

芸術家ではない人にも、
心を込めて最高の仕事をすることが
幸福であることを教えてくれる映画でした。
とにかく観るだけで、幸せな気持ちになれます。

では今日もぼちぼち行きましょう。

洋裁型紙のお店Nara-Kara.
パタンナーが本格的な婦人服の型紙を販売するサイトです。大きなサイズ、割烹着、バッグや雑貨の型紙もあります。
にほんブログ村 その他生活ブログ 家計管理・貯蓄(50代)へ
にほんブログ村 ハンドメイドブログへ
にほんブログ村 その他生活ブログへ

コメント

タイトルとURLをコピーしました