どうもぼちぼちです。
2022年、年金制度が新しくなりました。詳しく知りたいので年金制度の本を買いました。
知らないことは不安なものです。正しく知識を得て安心したいです。
いつもらう?いつから受け取る?
前回はIDECOの受け取り方3パターンを説明しました。次は受け取るタイミングです。
60歳から75歳までの間に受け取りを始めます。
ただし加入してから10年以上経過していないといけないです。
55歳で加入したら65歳までは受け取れません。
税制面でみると、退職所得で受け取るのがお得です。
ただし、退職一時金とのタイミングを計らないといけないです。
人それぞれ、加入期間、退職金、掛け金を拠出していた期間がまちまちなので、これがベスト!ということを説明できません。ひとりひとり最適な条件が違うのです。夫とわたしでも違います。退職一時金のある夫は、考えるべきことが多いです。
- 考えるべきこと1:退職一時金との兼ね合いを見る(詳しくは前回の記事を参考に)
- 考えるべきこと2:手数料
加入・移換時手数料(初回1回のみ):2 829円加入者手数料(掛金納付の都度):105円(毎月掛け金を拠出するなら105×12か月=1 260円)
掛け金は年払い。また隔月や四半期ごとにできます。年払いにすると一回105円です。
信託銀行手数料:66円/月
給付手数料(税込):440円/回
掛け金の拠出が終わっていて、そのまま運用し続けると仮定すると、信託銀行の手数料毎月66円。給付手数料1回440円というのが関わってきます。
(IDECO口座を開設している金融機関の手数料がかかることもあります。楽天証券は手数料無料なので、割愛します。)
給付手数料は年金としてもらう場合も1回あたり440円差し引かれます。それを考えても一時金でもらうほうがお得ですね。
そして信託銀行の手数料。持ち続ける限り毎月差し引かれます。
運用益より、手数料のほうが上回ってしまっては意味がありませんよね。
かと言って、非課税で運用できる機会をみすみす捨ててしまうのももったいない。
2022年5月から掛け金を拠出できる年齢が60歳から65歳に引き上げられます。
運用は65歳までして、そのあとは利益の出ているうちに退職所得として受け取りましょうか?
IDECOの出口戦略は、人それぞれ違います。
タイミングを見計らないといけない。
ほったらかしにできない。
という点で、難易度が高いなぁとつくづく思います。
では今日もぼちぼち行きましょう。
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