どうも、ぼちぼちです。
母がレビー小体型認知症と認定され、同じ病気のご家族の方の参考になればと、どんな出来事があったかつらつら思い出しながら書いています。話が前後することもありますがご了承ください。母は現在、グループホームへの入所を待ちながら小規模多機能型居宅介護施設でずっと生活しています。
誕生日
今週は母の誕生日がありました。
施設では利用者さんの誕生日にケーキとメッセージカードでお祝いをしてくださいます。昨年は同じ日にほかの方とふたり一緒にお祝いがあったのですが、その方はそれからひと月たたないうちにお亡くなりになり、ご家族の方とはそのあと施設で一度お会いしたきりになりました。
その時わたしは母にきつく当たってしまう自分の悩みしか話さず、お母さまがもう長くないとおっしゃっても何の言葉もかけることができなかったことを今でも申し訳なく感じています。
昨年の様子
この日は気分が良かったようで、私の着ていたカーディガンを「欲しい」とねだり、ケーキを買ってきてと頼まれました。施設でもケーキを用意してくれていたのですが希望を叶えたかったので、近所のケーキ屋さんに買いに行きました。

職員さんのギター演奏に合わせて歌を歌い、楽しそうでした。
今年の誕生日

体調はよく、朝からお風呂に入れてもらいさっぱりスッキリして髪をとかしてもらい、小ぎれいにみえました。
昨年の誕生日の動画を残みると割と力強くろうそくを消していましたが、今年はケーキを口に近づけて一本ずつ消すのがやっとでした。
食欲がある日で父が持ち込んだ柿を2個分ほどまるまる食べたあと、誕生日ケーキを3人分食べ、さらにジャムパン、そのあと職員さんのケーキにも手を出していました。職員さんは優しく分けてくださいました。
歌はスマホの演奏に合わせて歌おうという気はあるものの声は小さくてほんの数小節を歌っただけでした。
こうやって同じ日を去年と比べてみるとやはりちょっと下降している気がします。特にろうそくを消せなくなっていることが、心肺機能の低下を表しているようで気になりました。
来年はどんな誕生日を迎えることができるのでしょうか?
では今日もぼちぼち行きましょう。
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