【書評】元彼の遺言状

本、映画、ドラマ

もともとミステリーが好きです。
東野圭吾さんや、貴志祐介さん海堂尊さんなどなど・・・
昔はシドニィ・シェルダンさんを読みあさりました。
読み始めたらやめられないず
引き込まれて最後まで読んだら朝方近くになってた。

ってこともよくありました。
読みだしたら止まらなくなる経験ありますよね?

今回は2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作
新川帆立さんの「元彼の遺言状」読みました。また太鼓判付きのものです。

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初め全く感情移入できない主人公

主人公はめっちゃ有能な弁護士の女性なんですけど
とにかく「お金」なんですね。仕事は。

そしてとにかく高飛車なんですよ。
「わたし至上主義」っていうんですかねぇ・・・

わたし頭いいもん。優秀だもん。
他人は自分のために動くもんだ。くらいの勢いです。
いえ、小説の中ではそんなことちっとも言ってませんよ
あくまでもわたしの妄想なんですよ。

そして嫌なことがあっても寝たら忘れてしまうという
とってもうらやましい性格。

この小説の最大の魅力は主人公(あくまで私見)

じわじわ好きになってしまうキャラクターなんです。

あっけらからんとしたとことか、
いつも冷静で第3者的な目線で状況を把握する能力とか
ありがちな「あかんー!そっち行ったらドツボにはまる!」
なんてことはないのです。


人を観察して分析してする力があって、
けなすだけじゃなくちゃんといいところも見抜いてる。
あんまりソリの合わない人のことの幸せも願ったり・・・。
笑顔に弱かったり・・・。

悪魔のような登場の印象から物語が進むと
彼女の印象も変わりました。

ほかの登場人物もおもしろい

ほかの登場人物も個性が際立っています。
いや、なかなか見かけへんけど、
おるんかそんな人?って感じの人とかね。

ストーリー

タイトル通り「元彼の遺言状」をもとに話が展開していくんですが、
遺言状がチンプンカンプンでよくわからないんです。
それの謎を解いていって真相が明らかになって、最後にまたっ!
これ以上は書かないことにしておきます。

わたしには「元彼の遺言状」の最大の魅力は「キャラクター」でした。

では今日もぼちぼち行きましょう。

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