どうも、ぼちぼちです。
YouTubeでとある動画に目が止まりました。
2022年の上半期の受け取った配当金の額と投資額を公開されていました。
具体的には半年で受け取った額の合計が14万円ほど。
年間28万円?ちょっと不明ですね。年1回しか配当がない企業もありますからね。
ひと月にすると23 333円ほどで目標の50 000円にはまだまだとのこと。
かなりの額を(具体的には800万円強)投資しての14万円。と、悲観されていました。
月50 000円配当金を受取りたかったらいくら投資しないといけないのか?
年間50 000円の配当金を受け取ろうと思うと、
いくら投資しないといけないかは、おおよそわかります。
例えば、以下はとある日のオリックス(株)のチャート
以下の配当利回りってとこに3.79%ってあります。
(その下には一株当たりの配当金額も書かれています)
私も所有していますが、オリックス株は高配当銘柄です。
高配当株に投資したとしても、3.79%ぐらいです。
配当金の割合は1株あたりの配当金÷1株あたりの金額です。
そこから税金が20%程度引かれます。
15.315パーセント(他に地方税5パーセント)の税率により所得税および復興特別所得税が源泉徴収されます。
国税庁サイトより
受け取れる配当金の割合は3.79%×80%(税率20%として)=3.032%
仮に3%としましょう。
月に50 000円ということは年額600 000円です。
3%が600 000円になるように100%の金額を求めればいいです。
600 000÷3×100=約20 000 000円
オリックスの株だけで配当金を月50 000円もらおうと思うと
この日のオリックスの株だけで配当金を月に50 000円もらおうと思うと
20 000 000円 およそ二千万円必要!
なことがわかりました
簡単に計算してみよう!
- 年間期待リターンが600 000円
- 1株あたり配当金 68.5円(85.6円ー税金)
600 000÷68.5=8759.12・・・・
8 760株必要なことがわかりました!
100株単位で買わないといけないので、8 800株買えばOKです!
8 800×2 260=19 888 000円
※およその数字で計算してるので前の結果と誤差があります。
計算式:期待リターン÷一株あたり配当金×株価
お金持ちしかムリ!
だからねぇ、ひと月あたり50 000円の配当を受け取るって
お金持ちしかムリ!なんです。
個別株は購入時も売却時も手数料がかかりますから、
取得するのにはそれ以上の金額が必要になります。
個別株は投資信託に比べてリスクの高い商品です。(暴落倒産の危機があります。)
だから資産の全てを株だけで持つのはおすすめしません。
インデックス投資信託はたくさんの銘柄を集めているので、一部が暴落倒産したとしても、
他の一部は高騰するので、おしなべて一定の水準を保つことができます。※銘柄分散投資
期待リターンが高い高配当投資のデメリット
- 配当利回りは変わり続ける=配当ゼロの可能性がある
- たくさんの銘柄を持ってリスク分散しないといけない
- そもそも資金がないと期待リターンを得られない
- 株を手放せない=資金を動かせない
- 取得するのに手数料がいる
配当金が欲しいために、株を手放せなくなります。
これって資産があっても使えなくなりませんか?
また業績によって配当が出なくなるリスクもあります。
(実際、JALとANAはここ数年配当金0が続いています😂)
とにかく分散投資!毎月同額を積み立てるのが良き!
積み立てると、ドルコスト平均法の恩恵にあずかれます。
ドルコスト平均法の具体的シュミレーション
同額を積み立てると価格が高い時は数を少なく
価格が安い時は数を多く購入することになるので
同じ個数を買うより平均取得額が安くなるという方法です。
同額を積み立てたほうがたくさん買えるんです!
12000円の時と8000円の時の2回でみてみましょう
1個を2回買ったら
12000円+8000円=20,000円ですね。
それを10,000円分を2回買ったら
10,000円÷12,000円 ≒ 0.8個
10,000円÷8,000円=1.25個
足したら2.05個です。
あら不思議!
同じ20,000円なのにたくさん買えるんですよ~、ということは安く買えるっていうことですよね!
最後に、お金の勉強におすすめのYOUTUBEチャンネルをご紹介しておきます。
では今日もぼちぼち行きましょう。
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