どうも、ぼちぼちです。
母がレビー小体型認知症と認定され、同じ病気のご家族の方の参考になればと、どんな出来事があったかつらつら思い出しながら書いています。話が前後することもありますがご了承ください。
2020年の2月から小規模多機能型居宅介護施設に入所後、
2021年11月から同じ建物の2階のグループホームに移動し、生活しています。
あれ?太った?
最近、調子がいい母は時々家に帰りたがります。
先日、呼び出されて迎えに行くと、ブラウスがぱつぱつ!
以前にも、ズボンが窮屈だと何度か聞かされていましたけど、
ブラウスがぱつぱつの姿を見て実感しました。明らかに太っています。
その時のブラウスは、拒食状態でガリガリに痩せてしまった時に、それに合わせて小さくお直ししたのでした。
デリケートな素材だったので脇が裂けてしまっていました。
食生活
以前は、全然食べなかったり、ドカ食いしたり、とバランスが悪い食べ方をしていました。
最近では、2時間ぐらいかかってやっと食べ切ることもあるようですが、食事を抜くことはないようです。施設ではおやつの時間もあります。
あまり動かずしっかり食べるせいでしょうか、太っていたころのサイズに近くなったようです。
もともと血圧が高かったのでそのせいで血圧が上がるかと心配はありますけど、
太ってきたことはいいことだと思います。
脳がはたらく
食べることで、脳が働いている感じがするのです。もちろん医学的な検証は何もなくて心象です。
その日、実家への道すがら「父の頭が半分燃えていた」と言ったことは妄想です。
けれど、家での父との会話はまったく普通でした。
父が地域の住人のリストを見せて、最近亡くなった人たちを教えると、
あの人ああやった、こうやったとちゃんと覚えているのです。
その前にわたしが、母の友人も同じ病気だ。と言ったことを受けて、
「おんなじ病気やねんてな。パーキンソンは。どっちが先に症状出るかやねんな」
まさにその通りです。
以前にわたしが説明したことか、お医者さんの話を覚えていたのかしっかり記憶しています。
ほんとに認知症なのか?と疑問に思います。
レビー小体型認知症。そうは言いますが、認知症とひと言では説明できない気がします。
「私、認知症やねんやろか?」と不安げに言った母に
「お前、認知症ちゃう。認知症やったら、そんなん覚えてられへんやろ」と父が言いました。
わたしも同感です。
レビー小体型認知症(心象)
そもそも認知機能ってなんなのでしょう?
記憶していること。っていうのだったら母は当てはまりません。
記憶のアウトプットがうまくできなくて幻が見える病気。そんな感じがします。
では今日もぼちぼち行きましょう。
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