どうも、ぼちぼちです。
心に芽生えたワンピースを新しくという願望を、少しずつ形にしていこうと思いました。
来年の冬に着られることが目標です。
ワンピースの形を考え始めたものの、その面積にひるみました。これに綿入れるってさ~って気分です。まだまだ構想がまとまる気配はありません。
ふと思いつきました。母のニットはお直ししてるんだから、お直しすればいいじゃない!?
洋服修理
最初に勤めた会社はミセス向け高級プレタポルテを作っていました。
数十万のカシミヤのコートなどもあり、ときどき毛玉ができたとか、どこどこがほつれたとかそんな修理の依頼がありました。
この毛玉修理はいつも部長が担当していました。部長といっても実際に洋服を作り出す企画部の人ではありません。社長室か副社長室にいた人と思います。
さてこの毛玉、いったいどうやって修理するかというと、T字カミソリです。
平らなところに置いて、やさしーく、されど素早く撫でるようにカミソリを滑らせるのです。
すると生地と毛玉のあいだをちょうどカットすることになり、生地にはダメージを与えず毛玉だけが取れます。簡単ですが、効果は抜群。新品のように綺麗なコートに生まれ変わります。
ときどき企画室の大きな作業台でこの作業をしているのを見るのはとても面白かったです。
お直ししてみよう!
さて、ヘビロテのニットワンピースの一番の問題点は「おしり」のところが伸びてしまっていることでした。まずはこれをアイロンの蒸気で修理します。
伸びたところは薄くなって弱っているので、芯を貼って補強することにしました。
広範囲だったので時間がかかりました。このままではまだ芯が剥がれてしまう可能性があります。
フリーステッチで縫い付けておくことにしました。
超ストレッチの糸なるものをつかったら、これがまた、手こずりました。
まだ、この糸の扱いに慣れていないこともあります。突っ張ったり、切れたり、縫い目が緩んだり、やっとのことで縫い終わりました。
先送り
なんとか、今のワンピースの寿命を伸ばすことができました。芯を貼った分多少の重さは感じますが、しばらくこれで繋ごうと思います。
そしてこれで、次の構想を先送りする口実ができました。(あかんやつや・・・)
では今日もぼちぼち行きましょう。
コメント