どうも。ぼちぼちです。
前回に続き今回は「割烹着4」型紙のご紹介です。
割烹着の型紙
割烹着の型紙を作ろうと思ったきっかけは、自分が作りたい型紙を見つけられなかったからでした。
もともと着物が汚れないように着用した割烹着、今の時代には必要ないようにも思っていましたが、実際に使ってみると洋服の汚れを防止してくれ、冬場には暖かいので割烹着を愛用するようになりました。夏にはエプロン、冬には割烹着です。
着物用の割烹着は袖ぐりがすごく広く作られていて、それはいいとしても、いかんせんフリル付きの綿の割烹着は好みじゃなくて、ネットを探しても欲しいような割烹着型紙も見つからず、なんとかならんもんかなぁと割烹着型紙の開発を始めました。
最初の年に割烹着1を作り、それから毎年ひとつづつ増やして10個の型紙を作りました。どれも思い入れがあります。今回は割烹着4の型紙を作っていた時の記事です。
この記事は過去ブログを再編しています。
アイボリーのリネンで前に打ち合わせのある割烹着を作りました。
かぶらないので髪型が乱れません。
後を紐結びにしたのでエプロンのようなイメージです。
洗いざらしてざっくりした風合いを楽しんで欲しい一着です。
この割烹着、縫っている途中で試着してみたら、
ポケットが!!
って失敗がありました。
ごらんのように左身頃が上になるので左にポケットが必要です。
なのに、右のみにポケットが付いている・・・それはあかんやろ!ってことなんですけど、
これ使えなくもないなぁと思い直し、左身頃にポケットを追加することにしました。
右側はちょっと上の布をめくれば使えるので隠しポケットっぽく使えばOK。
失敗だけど、それを生かした仕上げにしました。
※以上過去ブログ記事から
昔の記事を読み直してみると、いかに自分が色々やらかしているかわかります。右ポケットが打ち合わせの中になってしまってそれを誤魔化してますね。
大学生の頃にバイトしていたパン屋さんのユニフォームが同じように前あきで脇から紐を通して後ろで結ぶ形でした。着脱の方法を参考にしたというだけで形は全然違いますが、それをイメージして作った割烹着です。
先ごろ見ていた韓国ドラマでは中華料理のシェフが出てきて、ユニフォームの上側はボタンがたくさん付いていて下側は大きなエプロンでした。一日中それを着て過ごすのですから、多少脱ぎ着に手間がかかってもいいんだろうなと想像しました。家庭ではパッとつけてパッと脱げる。そんなのがいいなぁと思います。
では今日もぼちぼち行きましょう。
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