どうも。ぼちぼちです。
今回はラグランブラウス型紙のご紹介です。
※この記事は発表当時のブログ記事を再構成しています
両身の試作
試作のトワール(シーチングの生地とボディを使って形を見ること)は
一般的に半身で組みます。(トワールは「組む」って言います)
けれどこの形は半分ではイメージがつかめないと思い、
両身で作りました。
衿ぐりのぴらぴらした感じと細紐の繊細な仕上がりを求めて作ってみました。
サンプルは薄い「てろん」とした素材を使うつもりですが、
リネンなどで作った場合の仕上がり具合がこれで分かると思います。
実は、考えるより縫うのが簡単です。さくさく縫えました。
便利なひも通し
試作のスモックブラウスの衿ぐりの紐を通すのにこんな道具を使いました。
布返し 『クイックターン#2』 COTTON BOLL コットンボール 金亀糸業まず、紐の入る部分に、金属の筒を通し、出口側から引っ掛ける器具を差し込んで、
紐の端を引っ掛け、引っぱり出します。
ひもの太さに合わせてサイズバリエーションがあります。
「するん!」と出せます。簡単です。
衿ぐりぴらぴらのラグランチュニック完成です!
衿ぐりにタップリのギャザー感を出したチュニックです。
予定を変更して 薄手のふんわりしたリネンを使用しました。
もしも、分厚い生地を使用するときは、
衿ぐりの見返しをなくすようにしたほうがよいです。
紐の閉め方により衿ぐりを調節できます。
ギャザーがたくさん寄っているように見えますが、
縫製上はギャザーを寄せる部分はありません。
衿ぐりは紐で、
袖口は平ゴムで生地を寄せるので、ギャザー寄せが苦手な人も簡単に出来ます。
紐は共生地で作り、たこ糸を中に通してしっかりさせました。
レシピでは普通のコードを使う仕様になっていますので、
お好みで変更して共生地で作ってみてもいいと思います。
袖丈は7~8分ぐらいです。こちらも衿ぐりの緩め具合により変化します。
※以上ブログ記事引用
ラグランチュニック型紙ページの解説
衿ぐりを紐で縮めることでギャザー感をタップリ出した
ラグランのチュニックの型紙です。
紐の縮め方で衿ぐりを広くも狭くも調整できます。
衿ぐりのピラピラする感じと身頃のボリュームがふわふわと
やわらかい印象です。
ギャザーがたくさん入っているように見えますが、
衿ぐりは「紐」。袖口は「ゴム」で縮めるので
ギャザー寄せが面倒。苦手。という方でも簡単に出来上がります。
袖は7~8分丈で少し短め。
サンプルは衿ぐりの紐を共生地で作りましたが、
レシピでは市販の紐を使用するようになっています。
お好みで共生地を使用してもいいでしょう。
5~7mm巾の共生地ループの中心にタコ糸を通しました。
使用する素材は薄めでやわらかいものがお勧めです。
素材によっては衿ぐりの端を三つ折り始末に変更して、
紐通し部分をバイヤステープなどで作ればよいでしょう。
ただし、全体の分量が多いのでやはりゴツ目の生地は不向きです。
☆☆☆おすすめの型紙やデザインのアレンジ☆☆☆
・着丈や袖丈を伸ばして絵描きさんのスモックのように
・衿ぐりを三つ折りにしてより繊細な雰囲気に
今回は人気ブラウス型紙のご紹介でした。
では今日もぼちぼち行きましょう。
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