工業用、職業用、家庭用のミシン
本縫い用ミシンは以下のように工業用、職業用、家庭用とざっくり分かれています。
- 工業用は大量生産の工場用
- 職業用は家内工業用
- 家庭用は一般家庭用
また、工業用ミシンには多種の特殊ミシンがあります。
わたしのミシンは学生時代から使っている
「職業用ミシン」
Brother Nouvell couture specialⅡと
ネットショップを始めて手に入れた
「家庭用ミシン」
Exceed Quilt Special HZL-F600JPです。
それに加えてロックミシンを使っています。
「職業用ミシン」は直線縫いに特化したものです。
本体が丈夫で、縫い目がしっかりしている代わりに
直線しか縫えません。
使用しているものは、縫いズレが起こらないように送り針がでて
ベルベットなどが縫える機能がついています。
が、今まで何十年たつのに一度も使ったことがありません。
職業用ミシンの弱点はボタンホール
直線縫いだけのミシンで洋服作りをするときに
ストレスになるのはボタンホールではないでしょうか?
最初、ボタンホールをなるべく開けずに済ませたいと
ループあきなどで誤魔化していましたが
やはりそれでは限界がありました。
ハンドメイドでボタンホールを開けるときの選択肢としては
- ボタンホールを外注する
- 家庭用ミシンのボタンホール機能を使う
- ボタンホールの職業用ミシンのアタッチメントを使う
- 玉縁ホールを作る
- 手まつりする
くらいになるかと思います。
外注でボタンホール
専門学校に通っていたころは
家内工業のボタンホール屋さんにお願いしていました。
1着のために糸を変え、サイズの違う穴をあけるのは
面倒な作業に思えましたが
とても安く請け負ってくださっていました。
職業用ミシンのアタッチメントでボタンホール
職業用ミシンのアタッチメントはボタンホールの
サイズ一つに一つのアタッチメントパーツが必要です。
同じサイズしか縫わないのであれば問題ありませんが
使いそうなサイズは揃えないといけません。
そして、仕上がりはそれほど綺麗とは思えませんでした。
玉縁でボタンホール
ご興味のある方は動画サイトで検索してみてくださいね。
手まつりでボタンホール
こちらも動画サイトで検索してみてくださいね。
お父さんがテーラーの同級生はいつも
やってもらうと言っていました。
ボタンホールのために買いました
とにかく、近くにはボタンホール屋さんがなく、
玉縁や手まつりなんて大変過ぎてできない!
悩んだ末、ボタンホールがとてもきれいにできるという
家庭用ミシンを購入することにしました。
それがJUKIの「Exceed Quilt Special HZL-F600JP」です
ボタンホールは本当に簡単にきれいにできます。
また選べる種類の多さも魅力的です。
シャツボタンホールだったら本当に自動であっという間です。
しかも、ジャケットや厚物のハトメボタンホール、
穴糸を芯にした、しっかりしたホールも作ることができます。
直線縫いも職業用ほどではないものの美しく、
それに加えてニット地を縫うためのアタッチメントがあり
カットソーを縫うときはこれを使っています。
Exceed Quilt Special HZL-F600JPの弱点
Exceed Quilt Special HZL-F600JPは
そんな優等生な家庭用ミシンなのですが弱点がありました。
それほど酷使していたわけではないのに5年で故障しました。
販売店に連絡すると、使用頻度が高かったのでは?
ということでした。
家庭用ミシンはそれほど頻繁に使うものではないということでしょう。
修理してもらいましたがそれ以来、
直線で普通のものを縫うときは工業用
ボタンホール、カットソー。などは家庭用と分けています。
今日は使用ミシンのお話でした。
この記事を書いたらミシンのことで
もうちょっと書きたいことあるなぁと思ったので
また機会を見つけて記事にしようと思います。
では今日もぼちぼち行きましょう。
コメント