どうも、ぼちぼちです。
88歳
先日、父がとうとう88歳になりました。
大げさなお祝いは望まないだろうと、和菓子を買って持っていきました。
本人は「どーでもええ」そうです。
理解はできます。ただ88年経っただけなんでしょう。
わたしが88歳になった時も多分そんな感じだろうと思います。父娘ですから。
案の定、市からのお祝いも断ったとか。
車のない生活
昨年父は免許を返納しました。
それからは兄の車や、アシスト付き自転車、公共交通機関で移動しています。
母の施設訪問は兄の車で、その帰りに買い物に寄ったりするようです。
自転車で移動するのは危なくて心配ですが、禁止するわけにもいかないので黙認しています。
毎日散歩してグランドゴルフもして活動的。自転車も運動に入れていいでしょう。
最近、頼まれごとが増えました。
「このスイカ施設へ持って行って」
「毛布洗濯して来て」
「米買ってきて」
事前に言ってくれればいいのに、いつも突然です。
わたしのことをヒマ人だと思っています。はた目に見ればそうですよね。わたしもそう思います。
すぐにやれってことではないんですけど、
後回しにするのが嫌なので、結局はすぐやることになります。
事前に声をかけたこともありますが、それはまたタイミングが合わなくて諦めました。
米寿を迎えた日
スケジュールを調整して朝から訪問しました。
そのとき「毛布」と「米」を頼まれました。
米は2回分ぐらいはあったけど、3~4日のうちです。
と考えると、その日が一番対応しやすかったので、
帰り道にコインランドリーに寄って毛布を入れ、
家でお昼を食べてから、毛布を取りに行って、米を買い実家へ。
米のサイズを聞くため電話したら
「今からくるんか?」、恐縮してるのかと思ってたら違いました。
家に着くと「カラオケ行くから乗せて行ってくれ」
はぁ。それか。
わがままはありがたい
突然、言われると正直、ちょっとイラっとしないでもないです。
でもです。
そういう時は、いつも若き日の自分が思いだされます。
自分勝手でわがまま放題な自らの行いを思い返すと、
とてもじゃないけど断わることができないです。
ちょっとお願いを聞くぐらいでは返しきれません。
同年代の友人にはもうお父様を亡くした人も多いです。
そんな中「親孝行、したいときに親がいる」のは本当にありがたいことです。
ちょっとぐらい困っても、できる限り聞いてあげようと思っています。
では今日もぼちぼち行きましょう。
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