どうも。ぼちぼちです。
前回に続き今回は「割烹着8」型紙のご紹介です。
割烹着の型紙
割烹着の型紙を作ろうと思ったきっかけは、自分が作りたい型紙を見つけられなかったからでした。
もともと着物が汚れないように着用した割烹着、今の時代には必要ないようにも思っていましたが、実際に使ってみると洋服の汚れを防止してくれ、冬場には暖かいので割烹着を愛用するようになりました。夏にはエプロン、冬には割烹着です。
着物用の割烹着は袖ぐりがすごく広く作られていて、それはいいとしても、いかんせんフリル付きの綿の割烹着は好みじゃなくて、ネットを探しても欲しいような割烹着型紙も見つからず、なんとかならんもんかなぁと割烹着型紙の開発を始めました。
最初の年に割烹着1を作り、それから毎年ひとつづつ増やして10個の型紙を作りました。どれも思い入れがあります。今回は8作目の、エプロンと割烹着をドッキングさせた形の割烹着です。
この記事は過去ブログを再編しています。
「ウエストきゅっ」と、が好き
一年に一型は割烹着の型紙を作ろうと自分にノルマを課しています。今年も遅まきながらやっと作り始めました。今回の割烹着はシンプルなような、複雑なような・・・
Nara-Kara.型紙にベーシックエプロンというのがありまして、サンプルを自分で愛用しています。紐をウエストできゅっと結んで着るのですが、この「きゅっと」がなんとも好きなのです。割烹着といえばたいていはウエスト紐は後ろでただ結ぶだけで身体からは離れて、ゆったりしていますよね。そこで、この「エプロン感」をなんとか出せないものかと工夫してみました。
割烹着とエプロンをドッキング
ちょっと後が変わっているんです。
「ウエストきゅっ」との割烹着が完成しました。エプロンっぽく結べるように後身頃は肩から脇にかけてだけになっています。
試行錯誤のすえ、この身頃とエプロンがくっついた形がやっと実現しました。ウエスト紐でエプロン部分を固定しているので肩にかかる負担もなくてとても楽なうえ、きゅっとした時の「やるぞっ!」って気分があがる感じがいいです。
画像のサンプルは薄手の柔らかいリネンで仕立てたので軽く、日常に大活躍しています。意外にも、それほど大きくないのにダウンの上に着ることができ、熱が逃げないのでより暖かく感じます。
この割烹着は今も自分で愛用しています。ネックの紐は結んだままにしてキッチンのフックにかけ、そのままかぶっています。掛けてると紐がダラんとするので、もう少し短くしてもよかったかなぁと思うこともあるけれど、それ以外は満足しています。もっと寒い時は、もう1着の自分用にした割烹着と2着で長袖の時期にとても活躍しています。
では今日もぼちぼち行きましょう。
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