どうも、ぼちぼちです。
母がレビー小体型認知症と認定され、同じ病気のご家族の方の参考になればと、どんな出来事があったかつらつら思い出しながら書いています。話が前後することもありますがご了承ください。母は現在、グループホームへの入所を待ちながら小規模多機能型居宅介護施設でずっと生活しています。
近況
母の様子は日々違うので、訪問した日の調子の良し悪しはあたりはずれのようなものです。
最近なかなか調子のいい日に当たらない。と感じていたのですが、先日は調子がよくうれしかったです。義父が亡くなったことを報告したらちゃんと理解していました。ただ、以前の母ならお葬式に行かなかったことを非礼に思ったはずなのですが、それはなかったです。お香典のことも何も言いませんでした。それなりに自分の状況を理解しているのだろうな。と想像しました。
翌日、近くのコスモス畑を通ったときに「昨日連れてくればよかったなぁ」と残念に思いました。
おととしかろうじて一緒に行けたのですが、去年はコロナでコスモスがなかったのです。
その二日後に訪問したときは寝たまま、目は開いているものの会話はできませんでした。一方的に「また来るからね」と話しかけて帰りました。
散髪の話
認知症の症状が出る前は、美容院に通って、白髪は染めパーマもかけていました。それが入院だのなんだのとごたごたしているころから全く構わなくなりました。
父のほうが気にして「散髪に連れて行って」というようになりました。そのころはもう病院に通院するのが一大事(ものすごく抵抗した)だったので、本人が望まない散髪は大変だと思い、病院の中にある美容院でカットしてもらうことにしました。検査と診察の合間にカットです。
結局ものすごく時間がかかり、そして車いすを押して病院内をあちこち移動するのは結構大変でした。
その後施設に入ってからは、散髪サービスはやっておらず家族で何とかするように言われました。私より父が気にして散髪したがり、髪をとかしたらカットができるブラシを買い、帰宅したときにそれでカットしました。
けれど家に帰ってこないとどうにもできません。最近施設で髪が伸びているのに気づきましたがなんともできないのがもどかしいです。
母にかぎらず施設で暮らす人は散髪も簡単にはできません。母は無頓着になってしまってカットもしたがらないしお風呂にも入りたがりませんが、身なりをきれいにしたいとしても難しいようです。老いても人ですから、周りの目が気になる人もいると思います。出張散髪が簡単に頼めたらいいいのにと思います。(一部の施設では定期的に散髪サービスを行っているところもあります)
では今日もぼちぼち行きましょう。
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