どうも、ぼちぼちです。
母がレビー小体型認知症と認定され、同じ病気のご家族の方の参考になればと、どんな出来事があったかつらつら思い出しながら書いています。話が前後することもありますがご了承ください。母は現在、グループホームへの入所を待ちながら小規模多機能型居宅介護施設でずっと生活しています。
このシリーズで、肉親に当てはまることや気がかりな方が沢山いることを知りました。
特に同世代、50代の方には本当に喫緊のことのようです。
バランス感覚がヘン?
レビー小体型認知症は、パーキンソン病と兄弟のような関係なのですが、身体が思うように動かせない時があるようです。ものすごく変な姿勢で座っていることも度々見かけました。
私からするとよくそんな姿勢でじっとしていられるなぁ。と思うのです。変な話ですが、マネキンを椅子にもたせかけたらこんな感じじゃないでしょうか?
それが不思議なことに最近はこういう姿はあまり見かけず、ちゃんとまっすぐ椅子に座っています。そういうモードなんでしょうか?
危険なところに立つ
ある日母を訪ねると、施設の玄関でなにか一生懸命メモ用紙に書いていました。どうも錯視でなにか紙に浮かんで見えるようでそれを追って鉛筆を走らせているのです。
けれど、母の立っている場所は階段の上の端っこ!いくら促してもそこからよけず、何ならじりじりとより危険なところに寄って行くのです。
過去に夜、勝手に施設から出て顔面から転んだ前歴があるので気が気ではありません。こんなんでは職員さんも落ち着けないことでしょう。
立っている場所はともかく、母は描くことを「クイズ」「問題」ととらえて楽しんでいました。いつまでも飽きずやっている母を残し帰ろうとすると、「問題もっと出して」とせがむのです。「また今度ね」となんとか振り切って帰りましたがいつまでやってたんかな?あの日。
施設の改装
最近、施設の一部改装がありました。食堂が広くなり、スタッフルームがとてもきれいになりました。その改装にあたって母の居場所が減るのでは?と職員さんの懸念がありました。ふだんの母はみんなが集う広間にはたまにしか寄り付かず好きな場所で過ごしていて、ほかの利用者さんのことは微塵も気にしていません。たまに話たりもするようですが、わたしがよく見かけるのは居室で寝ているか、食堂で座っているかのどちらかです。
そして、職員さんが気にしていたリフォーム後の母の居場所ですが、前回、前々回は広く綺麗になった食堂にいました。
人は順応していくものですね。
では今日もぼちぼち行きましょう。
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