投資を始めたのは社会人になってすぐ
同期のお弁当友達たちは
旅行に一緒にいく遊び友だちでもありました。
彼女たちがお金に敏感で
ボーナスが出たときなどに預け先について
話したりしていました。
大手証券会社の「公社債投信」
お金の話は将来のことを考えてではなく、
増やして旅行や外食に使うためでした。
そのためにマネー雑誌でリスクがあまりないと言われていた
「公社債投信」を買うために大手証券会社に口座を作りました。
ちょっと利率のいい定期預金ぐらいにとらえていました。
もちろん証券会社があつかってる公社債投信は投資ですが
当時の私はそれが投資とは知りませんでした。
それが投資の始まりでした。
時はバブル!
会社のお昼時には証券会社の営業の方が来て
商品のチラシを置いて行ってくれました。
うろ覚えですが1か月か3か月満期の年利9%の
ゴールドファンドなんてものがありました。
(わたしも一度しかお目にかかったことがありませんけど)
ボーナスをせっせと預けて(投資して)は旅行費用にしていました。
全部が短期のものでした。
またいいますが、時はバブル!
当時、定期預金や定額貯金でも今のような低金利ではなく
「まさか利率が3%を下ることはないやろー?」
などと、のん気に予想していました。
(もちろんそのあとのことは言うまでもありませんよね)
田中貴金属工業さんの金積立
始めたきっかけ
そのころ始めたのが貴金属積立でした。
あるときふと、住むところがなくても
将来食べるのに困らないようにしたいと思いました。
マネー雑誌で「金」は価値が目減りしない、
そして積立できることを知りました。
早速「田中貴金属工業」さんに電話して金積立について話を聞きました。
電話口の方が
『「ドルコスト平均法」と言いまして、
積み立てて買うことで平均価格より
少し安い価格で買うことができるんですよ。』
っていうことを教えてくださいました。
その時はふーんそんなもんなんだーと思いました。
田中貴金属工業さんでは現物をキープしている
というところが気に入って積立を始めることにしました。
いくら積み立てたか
金額は2万円。内訳は金1万円、プラチナ1万円。
金とプラチナは値動きが違うので補完しあうと
説明されたのだと思います。
今から思えば、すでにこれは「分散投資」でした。
なぜ2万円にしたかというと、
・ひと月2万円あればなんとか食べられると思った
・ひと月2万円無駄遣いしたと思える額
(いや、当時の自分バブリーやな!)
始めた当初、1g1000円をちょっと超えるぐらいの価格が
すぐに1000円を切って、焦りを感じましたが
無駄遣いをしたと思って!と我慢して積立を続けました。
積立はどうなったか
さて、その時の積立がどうなったかという話ですが
たぶん何かでお金が必要になったからだと思うのですが
途中でまずはプラチナを解約し、積立もやめました。
今となっては利回りは覚えていませんがプラスだったと思います。
金はその後も積み立てて、
現在の住まいを建てるときに大部分を解約しました。
この時はかなりの利益が出ていたと記憶しています。
頭金や支払いのこともあり、
前後には積立額を1000円に減らして積立を続けました。
30年以上の金積立
現在は極端に金価格が上昇したタイミングで
時に解約しながらでも1万円積立しています。
額としてはわずかです。
解約せず続けていたらさぞかし資産が増えていたと思います。
そんな感じですが足かけ30年以上積立を続け、
続けていることが自信になっています。
ご縁があってよかった
余談ですが、
のちにもう一度電話してその方を呼び出したときの
電話口の人の対応がそんな雰囲気だったのでそう思うのですが
最初に私の電話を取ってくださったのは結構な役職の方だったようで、
その方が親切に詳細に対応してくださらなかったら
積立を始めなかったかもしれません。
これも何かのご縁があったということでしょうか。
私が、知らないうちに20代で投資を始めた話でした。
では今日もぼちぼち行きましょう。
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