小学生のころから貯金をする子でした。
家が商売をしていたこともあり、商売っ気もあったと思います。
科学雑誌のキットで作ったシイタケを同級生に売ろうとしたり、
手作りのマスコットや人形をお店においてもらったりしていました。
シイタケの件では母にしかられて返金したのですが、
今思い出してみると、欲しいという人にお互いが妥当だと思う額でやりとりしたのですからなんら問題はなかった気がします。
初めてのローンは学生時代
最初の会社に就職する前にローンを組みました。
時はバブル真っただ中。
50万円未満だったら学生でも親の同意や保証人がなくてもお金が借りられたのです。
49万円を借りて、専門学校の同級生6人でヨーロッパに卒業旅行に行きました。
もちろん就職してからローンは返済しました。今となっては利率とか覚えてないですが
結構な高利だったのではないでしょうか?12回ローンで月に5万円くらい返済していたと記憶しています。
旅行は楽しくハプニングも満載で本当に貴重な体験だったと思います。
お金がないからと、あの機会を逃していたとしたらあと何年もこんな長期の旅行に行くことはできなかったと思います。こんな経験から、わたしはローンを悪いことと思っていません。
適切であればよりよい経験をできるように使えるものだと思います。
勘違いしないで欲しいのですが「適切であれば」との前提は必須です。
私の場合、就職はもう決まっていて返せる見込みがありました。
ローンを組んでも(お金を借りても)いいものよくないもの
高校の卒業時に担任の先生が卒業する私たちにむけて話してくれたことです。
それは借りてもいいお金と借りてはいけないお金のことでした。
ローンを組んでもいいもの=一時的に必要なぜいたく費
旅行に行くとか、ゴルフクラブセットとか、その時だけの出費です。
もちろんその場合も度を超すほどではなく返せるメドがたてられる場合です。
ローンを組んではいけないもの=生活費
生活するお金が足りなくなった時にお金を借りると返せるメドがたちません
家計が自転車操業におちいってしまいます。
利息というのは「常に割高に買い物をしている状態」だと思うのです。
日常のお金の出入りを常に割高にしたら今よりもお金が必要になり、
一発逆転みたいなことがない限りより悪い状態になっていきます。
この話、あー納得と思えませんか?わたしはその時すごく納得できたのです。
以上、借りてもいいお金、借りてはいけないお金の話でした。
では今日もぼちぼち行きましょう。
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