【洋裁】かっぽう着型紙(割烹着5)のご紹介

洋裁

どうも。ぼちぼちです。
前回に続き今回は「割烹着5」型紙のご紹介です。

割烹着の型紙

割烹着の型紙を作ろうと思ったきっかけは、自分が作りたい型紙を見つけられなかったからでした。

もともと着物が汚れないように着用した割烹着、今の時代には必要ないようにも思っていましたが、実際に使ってみると洋服の汚れを防止してくれ、冬場には暖かいので割烹着を愛用するようになりました。夏にはエプロン、冬には割烹着です。

着物用の割烹着は袖ぐりがすごく広く作られていて、それはいいとしても、いかんせんフリル付きの綿の割烹着は好みじゃなくて、ネットを探しても欲しいような割烹着型紙も見つからず、なんとかならんもんかなぁと割烹着型紙の開発を始めました。

最初の年に割烹着1を作り、それから毎年ひとつづつ増やして10個の型紙を作りました。どれも思い入れがあります。今回は割烹着5の型紙を作っていた時の記事です。

この記事は過去ブログを再編しています。

今回の割烹着は「前あき」です。かぶり着よりも、後ボタンや紐よりもずっとずっと着易いです。
リバティは控えめに袖口、衿ぐりパイピング。前の見返しです。袖口の切替があることによって、一番汚れやすい袖口の汚れが目立たず、その部分だけ付け替えることもできます。

こちらのリバティの柄は「Wiltshire」。生地だけで見ているとあまり「カワイイ!」感じでもなかったのですが、このように使ってみたらとっても可愛く仕上がりました。リバティマジックですね。

前立ての裏側にリバティを使ったのは失敗。洗った時にリネンがダレるのにリバティはそのままなので沿わなくなったのです。アイロンを当てたら戻りますが、割烹着に毎回アイロンを当てるのは大変ですよね。

残りはボタンとホールだけです。くるみボタンを発注していますが、リバティで作るべきかリネンでシンプルにすべきかまだ決めていません。後日ボタンが到着してから検討したいと思います。

くるみボタン

結局、昨日の割烹着のくるみボタンはリバティで作りました。実はくるみボタンって作るの苦手でした。ずれるし、固いし・・・・いつも作り方どおりに作ってるのになんだかうまくいかない感じ・・・。そこでちょっとだけ工夫しました。

・透けないように生地を重ねる(これは以前から実行していました)
・生地を土台に乗せるときにまわりをぐし縫いして完全にくるみこんでから足をつける

土台をくるみこんだときに生地が均等によるように調整もしました。するとどうでしょう?あーら簡単。しかも平たくボリュームが出すぎずいい感じ!この25mmのボタンは筒の道具を使って打ち込むタイプです。平たく出来るそうです。

ぐしぐしと縫いながら、「そーいえば昔作ったときもこうしたな。」って記憶がよみがえりました。

昔のくるみボタンの作り方は 大きめに切った生地をぐし縫いして土台をくるみこんだら要らない部分をカットして足を付けるって書いてあったような気がします。とにかく、このやり方だと全然ストレスがなく、この平べったい形も気に入ったのでまた作りたくなりました。ひとつ苦手なことが減りました。

くるみボタン(ツツミボタン)打ち具付 クロスシー

※以上過去ブログ記事から

ご紹介した割烹着5型紙はこちら

では今日もぼちぼち行きましょう。

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