シンプルで簡単に着こなせる夏のブラウスが欲しいなぁと作ったのがこちらの
テントノースリーブブラウス型紙
一枚で着ても脇から下着が見えないように袖ぐりは小さめにしてあります。
個人的に、肌の露出のバランスはすごく気になるところです。
シャツを第2ボタンまであけてカッコよく着たいって場合は脚は出さない。
とか、衿ぐりのあいたカットソーだったら袖ぐりは出さないとか
いやらしさを感じないような着こなしをしたいです。
先日観た、とある韓流ドラマで、主人公の女の子がドレスアップして好きな人の前に現れる。というシーンで着ていたのが、ベアショルダーのぴったりしたミニ丈のワンピースだったんですよ。
ものすごく気になりました。「おばちゃんはどっかかくして欲しい!」と切に願いました。
わたしだったら、ニーハイブーツのかかとの高いやつ履かせて、クリスマスパーティの設定だったので首にファーつけるかなぁ。なんて頭の中で改善提案していました。
話それました。
以前、お買い上げのお客様からこの型紙のことで、「袖ぐりが狭くて入らないんですが・・・」とお問い合わせがありました。今はゆったりした感じのものも多いし、カットソーでなければ少しキツく感じるかもしれません。
アドバイスを。ということだったので、袖ぐりの修正を提案しました。
袖ぐりを大きく補正する方法
ここではふたつの方法をご紹介します。
1.まずひとつ目は、袖ぐりを平行にぐるっと大きくする方法
シルエットへの影響は少ないですが、肩巾が狭くなります。
2.ふたつ目は袖底のポイントを下げて大きくする方法(この例では1cm下げました)
肩巾はそのままですが、脇のポイントが下がります。
どちらの方法も厳密に言えばバスト寸法が少し大きくなります。
その点が気になる場合は袖ぐりの縦方向を切り開いて、脇から下でたたんで脇線を引き直す方法があります。
丈を短くする方法
着丈を短くしたい場合は上記左図のように真横に切り開き
短くしたい分だけ重ねてから、脇線を引き直します。(中央図)
裾巾が少し狭くなってもかまわない場合は裾線から平行にカットしてもかまいません。(右図)
長くしたい場合も同じように切り開いて、今度は間をあけて脇線を引き直します。
同じように裾線から平行に長くしてもかまいません。
先ほどの袖ぐりも同じように修正することが可能です。
この方法で補正すれば、バスト寸法を一定に保つことができます。
今回は「テントノースリーブ型紙」のご紹介と、補正の方法の話題でした。
では今日もぼちぼち行きましょう。
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