どうも、ぼちぼちです。
心に芽生えたワンピースを新しくという願望を、少しずつ形にしていこうと思いました。
来年の冬に着られることが目標です。
構想をカタチにしてみる
構想がどんどんもつれて何もできなくなってしまうのが、わたしのダメなところです。考えてもどうにもならないことは行動するべきです。だから、ワンピースのパターンを作ることにしました。
元になるものを探し、それをアレンジしていきます。CAD(Computer Aided Design)のいいところはこれが無限にできることですね。
紙で作っていた時代は、保存してあるパターンを探し出して、それを写し取って新しく作るという行程でした。参考にするものが複数なら、複数個の箱を開けて探し出して来るなんてこともしょっちゅうありました。
パターン作成初期段階
すっきりきれいなシルエットが良かったので、切替のあるものをいくつかピックアップしました。
動きやすさを考えるとラグラン袖がいいかなぁなんてことも考えました。
でも、パターンを作っている途中、工程を考えるだけで気が重くなってきました。というのも、綿入りにするってことは、パーツが多い分作業が増えるってことなのです。一つのパーツごとに綿を仮止めしないといけません。
そこで萎えてしまいました。
ではパーツ数を減らそう
とーーーっても面倒になってしまったので、シンプルにしようと思いました。で、思いついたのがその名も「シンプルワンピース」
このままだったら綿の厚み分は入っていないし、丈ももう少し長くしたい。ダーツも無くしたいんだけどなぁ。あれこれ行ったり来たりしながら、そうだ!リバーシブルにしよう!なんて思いつきました。
形にしてみよう!
ざっくりパターンができました。あきは肩にしました。パターンを出力して「トワール」を組んでみます。今回は着用したいので両身にして、ミシンで縫うことにしました。
今も企業でトワールをうつして形にして。ってやっているんでしょうか?
つい先日、東レJASSさんのサイトで商用パターンを販売しているのを見て驚きました。
なるほどOEMもここまで来たのか!?と目から鱗でした。
OEMはモノづくりを自社内でなく、外部委託すること、されること。製品買いなんて言い方もしていましたね。ひとつの企画ごと外部委託することもありました。
平成初頭より以前のようにひとつのデザインに時間や手間をかけていられません。それでは成り立たない業界になったと思います。悲しいというか、何というか。
今回は自分さえ納得できれば何してもいい状態なので、贅沢にトワールも使いました。
半身のパターンを写し、縫い代を付けて中心で「わさ」にして裁断しました。
セーターの上から試着してみても大丈夫そうです。けれど肩の半分しか開けなかったらやっぱり着るのが難しかったです。
「あき」と、ゆとり。もう少し考える必要があります。
では今日もぼちぼち行きましょう。
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