どうも。ぼちぼちです。
遺品整理を経験した私の野望はゼロで終わること。なんですが、実際やってみようとするとものすごく困難です。
ジレンマ
まずは不用品を処分するのに労力がかかります。年齢を重ねるとともに体力も気力も低下しますからもっと老いてから着手するのはたいへんだと思います。だったら。と、物を買わないことから実践してみると、これまた弊害がありました。
新しいことにチャレンジするのが難しくなり、なんだか人生が終わったような気がしました。あー、あとは死ぬの待つだけ。って。まだ半分すぎただけなのに。
そして、現在の社会で生きるにはある程度ものを消費することは、仕方のないことなのだと気づきました。究極をいえば人間が生きないことこそ環境負荷を減らす手段ですが、そんなことは論外ですよね?人は幸福を追求し、よりよく生きようとする生き物ではないでしょうか?
ゼロで終わりたい野望と、幸福を追求する欲望のはざまでふらふらとしています。
モノとどう付き合うか?
そんな私が今のところモノとの付き合い方で実践していることは必要でなく喜びのないものは遠ざけること。心地よさを基準にモノを選ぶようになりました。
そう思うと、こんまりさんのときめきは的を射ていたなぁと感じます。
目障りになるものを買わない。
簡単なことでいうとプラ製品はなるべく避けるようにし、吟味して自分が納得でき愛でられるものなら、なおいいです。
近頃買った愛でられるもの
しばらく前にトイレの掃除方法を変え、トイレシートを利用することにしました。
1階のトイレは便器の後側にスペースがあり、目につかないところにケースごと置けました。
2階は目につくところにしか置けず、そこにプラのケースがあるのはどうしてもイヤでした。
ネットで探すとトイレシートケースとしては高価だけれど、気に入ったものが見つかりました。だいぶ悩んでエイッと買ったところ大満足しています。
ワンタッチではないので、使い勝手はそれほど良くないですが、密閉されるし何よりそこにあることが目障りではありません。むしろ見るたび「これにして良かった」と小さく喜んでいます。
こうやって少しずつでも、心を豊かにするものを選んでいけば、たくさんのモノを所有しなくても、徐々に生活が潤いのあるものに変わっていくのではないでしょうか?私は期待しています。
では今日もぼちぼち行きましょう。
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