どうも、ぼちぼちです。
今年、定年を迎える友人がいます。何度かの転職を経験しすごく大金ではないけれど、まとまった金額をもらえるそうです。どうしたらいい?と相談を受けました。
退職金の運用
生活費で使ったらいいと思う〜と答えたのですが、
あまりに不親切。
だから、もし私が友人の立場だったらどうするかを考えてみました。
友人は自己所有のマンションに一人暮らし。
ローンを完済したとは聞いてないのでまだ残ってるはず。
退職後も継続して働く予定。
ご両親が健在で今後どうなるかの不確定要素があります。
ただし金銭的な援助は必要なさそうです。
1.ローン返済
私ならまず、ローンを完済してしまうと思います。
これで負債がなくなります。
2.生活費の確保
大きな金額をいきなり投資に回すのはちょっとお勧めできません。
その時の景気によって結果が大きく変わるからです。
もちろん個別株もおすすめしません。タイミングを測るという手間もかかります。
まずは1〜2年ぐらい暮らせるくらいの金額を確保しておくと思います。
確保しておくとは、すぐに使えるようにしておくということです。
3.投資信託の購入(比較的保守的な銘柄)
残りの金額の50%〜75%ぐらいをこれに回します。
今の私なら具体的に選ぶ銘柄は
<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)
これは25%ずつ、国内株式、国内債券、先進国株式、先進国債券の指数に投資する銘柄です。
全体の半分が日本の株と債券。為替レートの影響を受けづらいです。
騰落率を見ると、日本株、先進国株の個別のインデックスに比べると少なく、日本債券、先進国債券に比べると大きいです。5年間で最高23.6%増え、7.5%下落しました。
(騰落率のグラフは各ファンドの目論見表から引用しました)
下落した時には蓄えておいた生活費で凌ぎます。
4.投資信託の購入(若干攻めの銘柄)
60歳でもまだまだ生きると思われます。
最後に残った部分で価格上昇を狙う銘柄も入れておきたいです。
全世界の株価の指数に投資するファンドです。
候補1:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
まず一つ目の候補はこちら、全世界株式に投資するファンドとしては大人気!かつ継続的に実績を残しているファンドです。
候補2:楽天・全世界株式インデックス・ファンド
二つ目の候補はこちら。
運用成績としては上のオールカントリーが上回っているのですが、
これの利点は楽天証券を利用していると「定期解約」という機能が使えることです。
年をとった時に、定期解約を設定していると、いちいち自分で計算して解約する必要がなく楽だと思うのです。
ちなみにファンドの解約は定率解約が基本とされていて、年間3%づつ解約するとファンド寿命を伸ばせるという結果が出ています。私ならさらに何度かに分けて購入(分散投資)するかもしれません。
これが退職金をもらったらどうするか、私だったらって考えてみた結果です。
では今日もぼちぼち行きましょう。
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