どうも。ぼちぼちです。
うちの近所には代々暮らす地域猫たちがいます。
前回、弱った子猫を連れてきたことを記事で紹介しました。
あの翌日から
親子が現れた翌日から雨が降りました。
夫婦で子猫が心配でした。元気なほうの子は大丈夫でもあの子は危ないな。と思っていました。
降り続いた雨の数日間はそんな感じで過ごしていました。
雨が止んだら猫たちが現れるかと思っていたのに全然姿を見なくなりました。
やっぱりあの子は死んじゃったんだろうな・・・。
もう1匹はどうなったんだろう?
2週間ほど経ったころでしょうか?母ネコが現れました。
子猫を連れていません。あの元気な子も死んじゃったんでしょうか?
あれから一度も見ていません。
先日、庭の木の下で涼んでいる母ネコと、
これまた地域猫としてはばを利かせているオス猫を見つけました。
そしてあることに気づいたのです。
それは耳!三角にカットされていました。去勢・避妊の印です。
だれが?なんのために?ぐるぐる疑問が浮かびました。
夫が調べたところ、市でTNR活動を始めたそうです。TNR活動って何?
市の広報
飼い主のいない猫のTNR活動について
飼い主のいない猫に関する相談が増えており、その対策として「公益財団法人どうぶつ基金」が手術費等を全額負担する「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加し、地域住民、ボランティア団体と連携しTNR活動を実施します。 猫は繁殖力が非常に強いため、不妊去勢手術を行い、今以上に増えないようにすることで、殺処分によらず自然淘汰で数を減らし、飼い主のいない猫に関するトラブルを減らすことを目的としています。
さくらねこ♥TNRとは (TNR先行型地域猫)
Trap(トラップ): 捕獲すること
- 猫がけがをしないように気をつける。
- 連絡先、目的など書いた張り紙をつける。
- 捕獲機を仕掛けている間、その場所から離れない。
- 猫が捕獲機に入ると速やかに布で捕獲機全体を包み込んで猫を安心させる。
Neuter(ニューター): 不妊手術のこと
- 不妊手術済みの目印として、猫の耳先をvカットします。
- 全身麻酔がかけられているので、猫は痛くありません。
- 出血もほとんどないです。
Return(リターン): 猫を元の場所に戻す
- 猫ボランティアさんは術後経過観測をすること
- 餌は置き餌をせず、猫が食べ終わるのを待ち、あとかたづけと掃除をすること。
- 捕獲もれの猫は速やかに捕獲してTNRを行う事。
複雑な思い
うちの先代の猫は地域猫でした。
それを引き取ってすぐに避妊手術させました。その時は疑問に思いませんでした。
でも溺愛していたその子が無くなって別の思いが生まれました。
避妊させなかったらその子に似た子猫たちを続けて飼うことができたかもしれません。
生殖機能を奪ってしまったことに罪悪感も感じました。
野良猫が増え続けたら確かに問題です。
母ネコのお腹が大きくなると心配したり困惑したり・・・今回が3回目だったと思います。
けど、生まれた子猫が全部育つわけではないんです。
これで、あわよくばうちの子にしようという希望は無くなりました。
そして、元気な子猫もいなくなりました。里子に出されたのかもしれません。
どうせならうちに来て欲しかった。
TNR活動は殺処分される猫を減らすためのものです。
けど、野良猫が1匹もいなくなるまでするんでしょうか?
野良犬はいなくなりましたよね?
自然界のバランスは誰が取るんでしょう?
今回の件はすごく複雑な思いにさせられました。
では今日もぼちぼち行きましょう。
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