【認知症】母がレビー小体型認知症になりました(35)

認知症

どうも、ぼちぼちです。

母がレビー小体型認知症と認定され、同じ病気のご家族の方の参考になればと、どんな出来事があったかつらつら思い出しながら書いています。話が前後することもありますがご了承ください。2020年の2月から小規模多機能型居宅介護施設に入所しました。グループホームは同じ施設の2階にあります。

グループホームに引っ越しました。

施設から電話があり、
「先日、様子がおだやかだったので、グループホームのお話をさせてもらったら、『2階は怖い』って言わはるんです。あまり移りたくないみたいで・・・、気持ちが変わるまで、あとにまわさせてもらっても・・・」という内容のことを言われました。

利用料金が変わることは伝えてないとのこと。
入所してすぐはお金がかかることをすごく心配していたので、多分それで母の気持ちが変わると思いました。

「今日はとても穏やかです。」と聞き、「今から行きます」と伝えました。

私は、グループホームにすぐに移れるほうがいいと思いましたが、父の気持ちはわからないので、状況を説明して、母が受け入れればすぐに移り、嫌がったら後回しにしてもらう。と、同意を得て施設に向かいました。

母は最近では最も穏やかな様子で、少しにこやかな表情をしていました。
それを見て私にも小さな喜びが湧きました。

2階が嫌な理由

「このあいだ、グループホームがあいた話聞いた?」

「怖いからいらんって聞いたけど、何が怖いの?」と穏やかに話しかけると、

「揺れるやろ?」

「そうかぁ。そやけど、ここに入った時から順番待ってたんやで?」

「2階に移ったら5万円ぐらい安くなるんやって」と小さな声で内緒のように話しました。

「今の部屋のほうがいいんやね・・・? いらんかったら、また今度にしてもらうけど・・・?」

「別にいらんこともないけどな。どっちでもかまへん」

気の変わらないうちに。と早速、荷物を全部移しました。

罪悪感

母はささいなことを気にする「気にしい」なタチです。
入所当初も料金を気にしていたのは先述のとおり。
私はそれを利用してしまいました。

料金が安くなるのはありがたいことですが、私が支払っているわけではありません。
本当は移りたくないのを無理強いしてしまったのです。

施設に入る時もそうでしたが、今回グループホームに移る時、母の気持ちではなくて、私の気持ちや都合を優先させてしまっていることに罪悪感を感じました。特に母が穏やかな状態だったこともあり余計にそんな気持ちになった出来事でした。

すぐに慣れて、どっちでもよかったと思ってくれれば幸いなのですが。

では今日もぼちぼち行きましょう。

洋裁型紙のお店Nara-Kara.
パタンナーが本格的な婦人服の型紙を販売するサイトです。大きなサイズ、割烹着、バッグや雑貨の型紙もあります。
にほんブログ村 その他生活ブログ 家計管理・貯蓄(50代)へ
にほんブログ村 ハンドメイドブログへ
にほんブログ村 その他生活ブログへ

コメント

タイトルとURLをコピーしました