【よもやま話】つれづれ思考、砂糖。

暮らし

どうも。ぼちぼちです。

貰い物のさつまいものおまんじゅうが甘すぎてひと口ずつしか食べられません。食べながらふと砂糖っていつ頃から一般家庭で食べられるようになったのかなぁ?昔のおかずは何で味つけてんやろう?と考えました。

砂糖のこと

今は砂糖なしでは食生活が成り立たない時代だと思いますが、わたしの砂糖に対して抱いているイメージは良くありません。血糖値が急激に上がるのが良くないとか、依存性があるという意見に肯定的です。(ここでいう砂糖とは白砂糖のことを意味しています。)

自分が太っていたこともあり、一時は砂糖を抜きたくて代わりにメープルシロップにしてみましたが高価なのでもったいなくて続けることができませんでした。今はあいだをとった感じでてんさい糖を使っています。

砂糖はいつ頃から?

早速ネットで調べてみると、奈良時代には薬としてすでに日本に入ってきていて、それから室町時代にはお饅頭や羊羹などの甘味料として使われた記録があるそうです。けれど、戦国時代の末期に安定的に供給されていたという量が年間150キロ。1キロの砂糖の袋150個分ってことですから、貴重だったことは間違いないようです。

そうして調べていると意外なことがわかりました。

江戸においては砂糖屋が薬種屋から分立するのは19世紀に入ってのことと思われる。しかし18世紀後半に仙台藩藩医であった工藤平助が不要な舶来品の輸入を戒めた『報国以言』によれば、当時、砂糖輸入量の3分の1が菓子の材料であり、3分の2が「下賤の食用」「小買のなめ物」すなわち貧しい人々が空腹を満たす食用となっていたという。シドニー・ミンツが『甘さと権力』の中で指摘した18~19世紀のイギリス産業社会の底辺労働者の貴重なカロリー源としての砂糖の役割は、商品経済と産業社会化が進展して封建社会が解体へと向かう18世紀後半のわが国においても見られたのである。

このページに掲載されている情報の発信元 農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:情報課)

18世紀後半、菓子に使われたのは1/3。残りが貧しい人の空腹を満たす食用だったという事。これを読んで頭に浮かんだのは第二次世界大戦中と戦後の「ヒロポン」でした。「ヒロポン」は塩酸メタンフェタミンの日本での商標名。士気向上や疲労回復に合法的に使われた覚醒剤です。

近頃は砂糖は有害だという認識が広がってきていますが、この記述を読むとやっぱりマイルドドラッグなのかもしれないという印象をぬぐえません。(根拠の曖昧な個人的な考えです。)

では今日もぼちぼち行きましょう。

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