【認知症】母がレビー小体型認知症になりました(5)

認知症

(2022.10.15リライト)
2019年12月に母がレビー小体型認知症と認定されました。
どんなことがあったかをつらつら思い出しながら書いています。
同じような思いをされている方の参考になればと思います。
前回の記事はこちら

2019年12月 病院以外の手続き

要介護認定

友人の親御さんが、介護認定1を受けた話を聞いて
「そうだ、うちも申請しなくては!」と申請しました。
まずは聞き取り調査からです。
12月18日に市役所の方が家に来てくださいました。
その日の母は調子がよく、少しおかしなことは言うものの、口調も様子も普通でした。
いつもだったらもっと喋らないのに・・・・!
結果はひと月後にでるということでした。

要介護、要支援認定のポイント

・認定を受ける人が住んでいる市町村の窓口に申請する
・聞き取り調査が自宅で行われる
・おおよそひと月後に結果が出る

自立支援医療制度と精神障害者保健福祉手帳

レビー小体型認知症の症状として

「妄想」
「幻視(ないものが見える)」
「錯視(なにか別のものに見える)」

と、いったものがあります。

これを緩和するために抗精神薬を投与する治療があります。
母も通院していた病院の精神科を受診することになりました。

本から得た情報で、
レビー小体型認知症で使える制度に以下のふたつがあることを知りました。

自立支援医療制度
心身の障害を除去・軽減するための医療について、
医療費の自己負担額を軽減する公費負担医療制度です。

厚生労働省サイトより

精神科にかかわる治療、投薬が一定額を限度に減免されます。

精神障害者保健福祉手帳の申請

手帳を持っていると、
バスや電車の乗車賃が割引になったり、
税金の控除を受けることができるなど、
さまざまな福祉サービスが受けられます。
福祉サービスはそれぞれの市町村で異なっています。

ふたつを同時に手続きするつもりで市役所に行きました。
自立支援医療制度は
受診している精神科で必要な書類をもらえば申請できました。
精神障害者保健福祉手帳は
精神科の初診から6か月経過していないと
申請できないとのことでした。
結局、こちらは申請しないままになりました。

自立支援医療制度と精神保健福祉手帳の申請ポイント

・申請して受理される必要がある
・精神科の受診が必要で、病院からの書類がいる
・自立支援医療制度は受診してすぐ、精神障害者保健福祉手帳は6ヶ月以上経過してから申請できる

車いす

母がうまく歩けないので病院に行くと、入り口で車いすを借り、
母をそれに座らせて、「ちょっと待っててな!」と
後ろ髪をひかれる思いで駐車場に車を置きに行って、
何事も起こっていませんようにと
願いながら、急いで走って病院に戻る。
ということを毎回繰り返していました。

家から車に乗るまでも車いすがあったほうが便利だしと、
福祉用品を貸してくれるところをケアマネージャーさんに紹介してもらいました。

介護認定を受けると等級により、
安く借りられる車いすの種類が変わると初めて知りました。
この時は「おためし」ということで
ひと月無料で借してもらえることになりました。

わたし一人で通院の付き添いをしていたため
小さな車の後ろに乗せることのできる
大きさと軽さのものを選びました。

本来これは介護等級3からでないと
使えない。とのことでした。
(※注 通常価格では借りることができます)

福祉用品レンタルのポイント

・介護等級によって割引が適用される用品の種類が違う
・介護等級がなくても通常料金で借りることができる

通院が大変でした

母はほぼ毎回通院のたびに抵抗しました。しかも力いっぱい。
家から出るのも、車に乗るのも。
まず、車に乗せるのがひと仕事で、
病院につけば、まず血液検査、尿検査
それから診察まで最低1時間半は待ち、
診察したらまた別の検査になったり診療科をまたいだり。
毎回ぐったりとしました。


思い出すと、あの時は疲弊していたなぁと実感します。
今日は母がレビー小体型認知症と認定されてから病院以外の手続きをした話でした。

では今日もぼちぼち行きましょう。

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