【暮らし】コラムに学ぶしあわせな暮らし

暮らし

どうも。ぼちぼちです。

暮らし方、生き方をシンプルにしたいです。そんな私が最近めぐり合って、その暮らしぶりに憧れているネットのコラムがあります。

買わない生活

それは、東洋経済オンラインのライフのコーナーで連載されている稲垣えみ子さんの「買わない生活」です。どうも私と同年代っぽいです。

会社を辞めようと決めた稲垣さんが、究極の断捨離を経てお風呂と冷蔵庫のない小さな部屋に引っ越し生活していくうちに本質的な幸福を手に入れた。と、かなりざっくりといえばそんな内容です。

その話がどうして私の心をとらえるかというと、稲垣さんは冷蔵庫やエアコン、お風呂のない今の生活を心底幸福と捉えているからです。

私も本当の幸せってこんなことなんだろうなぁと思うのです。エピソードをここで挙げてみようと思いましたがどうしても断片的な話になって本質から離れてしまいそうなので割愛します。興味のある方はコラムを読んでみてくださいね。

自他の境界

稲垣さんは、物ではなく人間関係が密になったことで幸福感を得ることができたそうです。コラムから感じるのは「自他の境目」の変化です。ここからは私が抱いたイメージです。

最初ひとりで物のない生活を始めたときは、部屋が狭くなり持ち物が減って、自分の世界が今までより小さくなりました。(会社に属していない孤独感は私も経験しました)

家の小ささを補うように、街全体をわが家にしようと思い立ち、知り合いを作ろうとにっこりと笑顔を作ってお店の人に「こんにちは」と挨拶をする。何度か通ううちにひと言ふた言話すようになり、親しくなって、その人たちの健康を心から願うようになるにつれて、自分と他人との境界線は曖昧になり広がっていく。

境界線をはっきりさせて主張すると、人と自分の世界の広さを比べて幸不幸を図ることになってしまいます。これがぼんやりぬるいほうが幸福なのかもしれません。

結局のところ?

結局のところ、物の役目は一時的に喜びやきらめきを与えてくれるスィーツのようなもの、ふつうに食事し、雨風しのいで暮らせる家がある。自分を心に留めてくれて、自分も気にしている人がいる。そのような「不安がない」状態が幸福なんじゃないでしょうか?

あるグループホームの話

かなり以前に、TV番組でグループホームに暮らしている人のドキュメンタリーを観ました。

この時のグループホームは認知症患者の施設のことではなくて、高齢女性が数人(確か5.6人だったと思います)集まって暮らしている文字どおりのグループホームでした。おひとりがなくなったとき、一緒に暮らしている人みんなで看取られました。その経験を語る同居者さんが印象的でした。

「自分の最期もこうやってみんなに見守られて逝くのだと思うと安心しました。」という内容でした。確かに看取ってもらえるとわかっていれば不安なく生きられそうです。

では今日もぼちぼち行きましょう。

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