【お金】住宅ローンの金利と投資利回りを天秤にかける

お金(家計、投資、節約)

どうも。ぼちぼちです。

わが家は住宅ローンを完済しましたが、今なら別の選択肢もあったなぁとふと思ったので、ちょっと記事にしてみようと思いました。

以前にもお伝えしましたが、わが家はふたりで会社からお給料をもらっていた時に、私が燃え尽きるほど必死に繰り上げて5年弱で住宅ローンを完済しました。ローンは5年間固定金利の1.65%でした。

住宅ローン控除

当時から住宅ローン控除制度がありました。
ローン残高の1%分を、最長10年間所得税から返してもらえると言う制度でした。(※要確定申告)度々、条件が改定されており現在は以下のとおりです。

令和3年1月1日から令和4年12月31日まで

・控除期間13年[住宅の取得等が特別特例取得又は特例特別特例取得に該当する場合]
【1~10年目】年末残高等×1%(控除限度額50万円)
【11~13年目】次のいずれか少ない額が控除限度額
①年末残高等〔上限5,000万円〕×1%
②(住宅取得等対価の額-消費税額)〔上限5,000万円〕×2%÷3
(注) この場合の「住宅取得等対価の額」は、補助金および住宅取得等資金の贈与の額を控除しないで計算した金額をいいます。

ネットで「住宅ローンシュミレーションソフト」をダウンロードし何度も試してみて、

住宅ローン控除額<繰上げ返済で減らせる利息とわかりました。

当時のわが家の戦略

  • 住宅ローンの借入額を抑える
  • 繰上げ返済が自動でできるローンを探した

結婚してから頭金のために貯金していました。ふりかえってみると過ぎた節約で、気持ちがすさんでしまってました。そして手元にほとんどお金の残らない状態で繰上げすることで、短期間での完済を実現させたのです。

早くに住宅ローンという負債を無くしたことはそのあとの気持ちのゆとりや、生活費の削減に大きく貢献していることはまちがいありませんが、その数年の必死さを今になって考えると『もうちょっと力抜いてもいいんちゃう?』って思います。まあ当時に戻って同じ状況になれば同じ選択をしそうですけどね。

今なら別の方法も

当時、投資はほとんどしていませんでした。投資信託についても金融機関に搾取されると思い込んでいました(そんなのもある)。

ただ現時点では、学校で投資の教育がされる。なんてニュースが耳に入るほど投資が身近なものになりました。インターネットで誰もが投資できる環境になったことも大きいです。

実際に2020年末に世界の投資マネーの残高は前年から11%ほど増加したらしいです。正しく投資すればプラスになる時期です。もちろんいつまで続くかはわかりません。リーマンショックが再び起きないとは言えないからです。(痛い思いは経験済み)

けれど今、住宅ローン金利は0.5%を切るものがたくさんあります。儲からないから銀行が住宅ローンに力を入れなくなったという話も聞くぐらいです。繰り上げしようかと思うお金を11%で運用できたら相殺してもプラスにできるよなぁと思うのです。

実際にちょっと計算してみます。
期間は34年0ヶ月。毎月10,000円を投入する効果
金利0.5%、毎月80,000の住宅ローンを払っていると仮定して、繰上げたときと、平均年利1%で運用した場合を比較してみました。

  • 繰上げ返済で軽減できる額:322,058円
  • 10,000を積立投資して年利1%で運用した場合の収益額:799,233円(2割税金で引かれたとしたら639,386円)

では今日もぼちぼち行きましょう。

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